- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087482508
作品紹介・あらすじ
こういうのは困る。しかし、ああいうのも困る。とはいえそういうこともちょっと困る。などと腕組みして暮すハラダ君の、涙と笑いにまみれて思い出される困惑的エピソードのかずかず。耳障りな口癖、やっかいな職業名、底意地の悪い体重計、煮魚ダメなんですぅのお話。男の純情と優しさの試練の日バレンタインデーについて。目玉と歯をめぐる妙な考察etcエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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◆きっかけ
俵万智『本をよむ日曜日』で以下のように紹介されていて。ハラダさんは俵家(ご実家)の人気者だそうだ。笑えるえとのこと。近所のお兄さんの噂話でもするかのように作家の話をする俵家。素敵な家族だなぁ。2017/1/21詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「むむむの日々」3
著者 原田宗典
出版 集英社
p66より引用
“とにかく子供の時分から、ヤブ医者ばかりに巡りあってしまう。
小児科、歯医者、内科、外科、眼科にいたるまで、ことごとくヤ
ブ医者ばかりであった。”
コピーライターである著者による、エッセイ集。
著者が考える歳時記から趣味のバイクについてまで、楽しい文章
で書かれています。
上記の引用は、人の身体について書かれた章での一文。
何と言いますか、ご愁傷様ですと言えばいいのでしょうか。著者
はその他の著書を読んでも、災難に遭遇する機会がとても多いよ
うです。
私の周りでは、ずっと昔からヤブと言われ続けている医院でも、
つぶれること無く続いている所もあるので、医者と患者は相性の
問題が大きいのかもしれません。
エッセイだけでなく映画評もある、盛り沢山の一冊です。
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2、3年に一度の周期で読んで笑いたくなる本。
初めて出会ったときは中学生三年生でクラスでまわし読み。
ヨガポーズのあたりなどはそうとうゲラゲラ笑っていましたが・・・
今は口元を押さえてくすくす笑っては、
あのころは何がそこまでおかしかったのかな~と思い出しています。
思えば受験期に手軽につまめる「ほっとひといき」だったのかも。 -
原田宗典さんのエッセイ本。この作者の作品は初めて読みました。
うーん、「すっごい面白い!爆笑!!」って言われて薦められたから、ちょっとハードル上がっちゃったかな?笑
中には「分かる分かる!」っていうやつもあったけど、普通かな。。。1991年発表ということで、ジェネレーションギャップもあるんだと思います笑
他の本も何冊か手に入れたんで、また違うの読んでみます~ -
むむむ。原田さんのエッセイにしては、まあふつうかな。
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原田 宗典 さんの本で初めて読んだ本。
もー大爆笑させていただきました!保管殿堂入り! -
エッセイ。
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公共の場所で読んではいけない。部屋で大爆笑しながら読むのが正しい。
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日々困惑の日々。
年を取れば取る程に困惑の度合いは深まる一方だ。
むむむと唸るのはオレだけじゃないんだなぁと、その考察に唸らせられるのであります。
大好き、原田宗典。 -
ちょっと切ない出来事も読めちゃう爆笑本。