そしてわが祖国 怒れ!! 日本の若者たちよ (集英社文庫)

著者 : 落合信彦

• 集英社 (1995年9月20日発売)

作品紹介・あらすじ

時代に先駆するオピニオン・リーダーが、来るべき新世紀に向けて、日本の抱える問題を一刀両断。いま必要なのは、この日本という国の欠点を洗いざらいにして、ある意味での"意識革命"を起こすこと-正義のペンを振るうことが"祖国への愛"だと信じて綴る著者渾身のエッセイ。

感想・レビュー・書評

[ryotasogareさんの感想 · 2018年12月25日]

戦後の経済成長と教育により日本人が失った価値観や姿勢を呼び起こそうとする気持ちが伝わってきます。

また、長くアメリカ滞在していた筆者の経験と分析による日本の国際社会とのズレも非常によくわかります。

一番印象に残ったのは日本人個人の思考停止と甘えのマインド。貿易、外交、マスコミなど色々な角度からそれを訴えかけています。