赤穂浪士(上) (赤穂浪士) (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087488661

作品紹介・あらすじ

時は元禄14年。江戸城松の廊下において赤穂藩主・浅野内匠頭は、この間の無体な仕打ちに耐えかねて、高家・吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹、一方上野介には一切お咎めなしとの公儀裁定が下る。赤穂城内では国家老・大石内蔵助を中心に、強硬派と穏健派に分かれ大評定が繰り広げられる。他方、上野介と縁戚関係にある上杉家は累が及ぶのを畏れ、内蔵助に間者を差し向けた。

感想・レビュー・書評

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  • 一昔前に忠臣蔵に興味を持ち購入。その時まで恥ずかしながら赤穂浪士の討ち入りについて何も知らなかった。


    説明
    内容紹介
    時は元禄14年。江戸城松の廊下において赤穂藩主・浅野内匠頭は、この間の無体な仕打ちに耐えかねて、高家・吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹、一方上野介には一切お咎めなしとの公儀裁定が下る。赤穂城内では国家老・大石内蔵助を中心に、強硬派と穏健派に分かれ大評定が繰り広げられる。他方、上野介と縁戚関係にある上杉家は累が及ぶのを畏れ、内蔵助に間者を差し向けた。

    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸城松の廊下で起きた刃傷事件―内匠頭は切腹、上野介はお咎めなしという将軍綱吉の裁定は、元禄太平の世を騒然とさせた。浪人堀田隼人は、上杉藩家老千坂兵部の密命を受け、怪盗蜘蛛の陣十郎と組んで、籠城か開城かでゆれる赤穂の動静を探りにゆくが、そこには大石内蔵助はじめ、敵味方入り乱れたさまざまな思惑がうごめていた…。

  • <上>1999.5.6〜12 読了
    <下>1999.5.12〜22 読了

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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