百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 978
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087496017

感想・レビュー・書評

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  • 警察小説と言いましょうか。
    サスペンスはあまり好きではないのですが、本書は楽しめました。
    ミステリ要素もしっかりとあり、最後にはあっという驚きもあります。
    百舌の正体には驚かされると共に素直に凄いと感心もさせられました。
    これは小説でしか出来ないトリックですね。
    時間軸が目まぐるしく変わるストーリー展開ですが、読みにくさや混乱はありません。

  • 62/100 No.96「長門有希の100冊」

    作者が後記に書いてますが、お話の時間軸が行きつ戻りつするよー

    慣れるまではちょっと?だったんですけど、慣れてくると結構いい感じにコレが効いてる。

    かなり完成度が高いサスペンス長編。

    面白い。



    表題の百舌とはダレ・・最初のページに登場後、お話の中ほどやや後半に正体がやっと分かる。

    この百舌の人生もすごいけど、倉木警部の人生もなー 哀しすぎない。

    しかしながら、明星美希とのその後のラブな展開を臭わせつつ、倉木警部は無事復活しそうな感じ。

    男は分かりやすいよなー

  • 20090703
    2週間

  • 途中までは息もつかせぬほど
    スピード感たっぷりだったのに
    ラストは政治が絡んできてちょっと拍子抜けです。
    ただ百舌も倉木も大杉も美樹もかっこいい。
    会話の駆け引きも、ハラハラしながら読みました。

  • おっもしろー!時間軸が前後するので若干混乱するが、それらが一つに繋がったときの面白さといったら!百舌の正体がアレでアレでアレだったので余計に楽しめた。登場人物も多いが、みな一癖も二癖もある印象的な人物ばかりなので、最後まで一気に読める。それにしても日々の気分転換にハードボイルドほど適したジャンルはないと思うわ。

  • 緻密に計算された構成・人物造形がすばらしく、読み出したら止まりません。

  • けっこ古い本ですが、かなり楽しめました。

    2009/5/24 読了6

  • 当時、美貌の殺し屋・百舌に惚れました。。。

  • 「百舌」シリーズ

  • これは面白かった。彼の作品では「カディス」と並んで最高傑作だと思う。

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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