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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087507584
感想・レビュー・書評
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実家に帰っていて、親の本棚から一冊。名前は知ってたけど初めて読んだ作家です。非常に稚拙な表現ですが「昔の女流作家」という印象。昭和40年代くらいが舞台でしょうか、以前は画家を志した主人公の女性が、かなり年上の画家に惹かれて結婚したものの、夫となった画家は自由奔放にヨーロッパへ行ってしまい、前妻との間にもうけられた息子とともに日本に残されてしまう。生活も苦しくなり、人の世話で画廊に勤めるようになり、そこから昔の人間関係がもう一度つながったり、絵を買ってくれる顧客と親しくなったり、主人公の人生が少しずつ変わっていく。そんなお話です。こういう時代、こういう女性もあっただろうなあという感じでして、、2.5点。
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