- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087734553
作品紹介・あらすじ
無意識の食べ過ぎこそが肥満の正体だ。ドクター・ワンシンクが20を越える実験で実証した食行動の真実。空腹感以外にこんなにも影響を受けている食生活。
感想・レビュー・書評
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すごい題名だね☆
それに反して、ダイエットをしている意識なく、普通に食べて普通に生活して痩せることを推奨している本。
人間は、目の錯覚に騙されるし、誤差の範囲にも騙される。だから、上手に自分や周りの人を騙して(?)痩せちゃおうと。
実は私たち、食べることは本能なので、大して意識を向けなくて済んじゃうという落とし穴がある。
食べ物を視界内に無駄に置かない・大事に食べる・良く噛んで食べる・食べるものを選ぶ・面倒くさがらない。
錯視の話も出てくるよ、背の高いグラスの方が、いっぱい飲んだ気がするとかね。大きな皿の中の料理は、同じ量でも小さな皿の中より少なく見えるとか。
ダイエットテクニックというより、心構えの本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最良のダイエットとは自分がダイエット中であるこたにきづかないほうほうなのである。
100kcalは無意識に減らせる
欲しい量より2割少なく皿にもる。食べた量が2割少なくても気づかない(野菜は2割ふやす)
食べた量を忘れている。食べたものをみていたら28%食べる量が減った
ヒトは胃袋でなく目を信じている。食べた量より見た目で判断している
満腹まで20分
下限と上限はあるけどグレーゾーンは上限近くてもまだ食べられるという。無意識の幅を縮小しても満足できるのがこの部分
空腹を感じなくなったらやめるべき
前もって料理を皿に持っておく方が、少なめにしておかわりするより14%食べる量が減る
食べてしまった量をみる
種類が減れば食べる量がへる
箸を使った方がペース遅くなり、食べる量へる
食べ過ぎを面倒なことにする(毎回洗い物
デザートが美味しいのは最初の二口
食べる前に自分の量を取り分ける。直に食べると終わらない
表現力のあるこった名前の料理:お値打ち感、心にも舌にも訴える
地理的:ー琉ー風味〜
ノスタルジック:伝説的ー、グランマー
感覚的:ーのような
ブランド:神戸牛ー
高いものは美味しいものだと思ってしまう
子供は食べることに対する姿勢も受け継ぐ
食事の合間に甘いおやつを食べるのは下層階級の人間がやることだから、とか汚名がこびり付くと魅力的なものでも興味をもたない
つまみ食い対策:食べるのはテーブルに着いた時だけ、必ず皿に取る -
心理学的な観点からダイエットを科学するというのがいい。2割食事を減らしただけでは、脳に気づかれない、など、なるほどなと思った。
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人が食べ過ぎるのは空腹からではなく、主に周囲の環境によって決まる。周囲に溢れかえった食べろシグナルを取り除いてダイエットする。我慢せずにそれが出来る。切り口が面白く楽しめました。
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太る人間の心理例を沢山書いてあって面白かった。
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食
心理 -
美味しくなくても食べてしまう=テーブルに何も残っていないことが終了のサイン。お腹がいっぱいになったことではない。
高価なワインと聞かされたほうが、食べ物もいっぱい食べた。
古いポップコーン(まずいもの)でも、たくさん渡されればたくさん食べる。
週に250g程度、月に1キロの減量なら、節約スイッチが入らない。
意思の力で食べないことは不可能=食べ物を近づけない。
無意識の幅の中で、摂取カロリーを減らす=一日100カロリ―程度。それでも週に700カロリー=100gの減量になる。
戦略1:20%の原則=20%少なく盛る。野菜は20%多く。
胃袋は数えられないから、あらかじめ必要な分しか胃袋に与えない。胃袋の満腹感ではなく、目で見た量を食べる。
刑務所で太る謎=だぶだぶの服を着ているから自制心が働かない。
カロリーで食べるのではなく、見た目で食べる。=食べ放題は大敵。どれだけ食べたか、記録が残らないから。
戦略2:食べる前に全部の料理を見る。最初から食べる量を決めておく。
健康的な食べ物を目の前に、そうでないものは置かない。
便利でないものは食べない傾向にある=目の前になければ食べない。
夕食は最後に食べ始める。どれだけ食べるか、あらかじめ決めておく。
ながらグイはしない。
デザートが美味しいのは最初の2口だけ=だれかとシェアする。
料理の名前が豪華な名前だと美味しく感じる。
自分に我慢を強いない。よくないものは少量だけ食べる。コンフォートフードを書き換える=果物、ナッツ、野菜スティックなど。
食事の合間に甘いお菓子を食べるのは下層階級の好むこと、という意識付けをする。
サイズはほどほどに。残すものは、最初に冷蔵庫に入れる。
交換条件を付ける=運動しなかったら甘いものは食べない。
無意識の幅の範囲で、行う。 -
太る原因を徹底的に追求してそれへの対策を個別に提示してくれている本。
2007年の段階で低糖質ダイエット(アトキンスダイエット)がアメリカで流行していたことを知った。しかもそれが資本主義の影響で収束していたことも合わせて知った。
結局、痩せるには低糖質にするのが直接有効だった訳ではなく、結果的に食べる量が減ったことが有効であったということのようだ。