青雲はるかに(下) (青雲はるかに)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087742985

感想・レビュー・書評

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  • 下巻はほとんどが秦の宰相になってから。政治と戦争の話題。主人公が戦いの場面から遠くにいる部分が多く占めるのはこの人の長編として珍しいか。女性がキーパーソンとなるところなんかこの作者らしい。そして、最後に至ってなんとなく急いでいるように見えるところもこの作者らしい。この戦国末期の権謀術策むき出しになる時代は、流れは知っていいても人物はあまりよく知らないので、それなりに新鮮。始皇帝の出現からは人物もそれないりになじみがあるのだが。

  • 2008/8 再読

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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