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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087744897
感想・レビュー・書評
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最近、気になって読んでいる作家の短編ものをはじめて読みました。なかなかどうして面白い。短編のわりによくまとめてあるし意外なラストも結構あります。さて次はやっぱり長編かな。
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短編集。たぶんどの物語も、「もう一人の私」というタイトルで成り立つ気がする。まるっきりテイストの違う物語ばっかりなのだけれどね。
お気に入りは「閃光」これって……たぶんアレがああなって、真相はアレだよね、とたやすく見当はつくのだけれど。明らかにはされていないのがなんとももどかしくって。しかもこのラストって……奇妙なぞくぞく感が残りました。 -
相変わらず凄い。これに収録されてる短編は今まで俺が読んできたような現代科学の粋を集めたようなサスペンスではないが、「自分」というものへの不安、あやふやさをどんどん突き詰めて行った末のサスペンスという感じ。最初は分からなかったその部分が明かされる時には俺は完全に術中にはまってて驚いてばかりだった。「婚約者」「冷たい夜明け」「ささやかな嘘」。
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