「これで おしまい」

著者 :
  • 集英社
2.80
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 14
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087745559

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 永倉 萬治の最後の短編集。
    なぜか最初に最後の作品を手にとってしまった。
    色っぽくて、ふわふわと物語りは進行しますが、一貫しているのは男の悲哀。
    やけっぱにになってるわけではないにしても、リストラや、退職といった人生の選択をした後の心の空白をうまく表現していたりします。
    個人的には最後の「人蕩し」があっさりしていて好きでした。
    お座敷小唄の「猫じゃ猫じゃ~といいながら」と謡う一文に悲哀が凝縮されているかなと。

  • レヴュー少ないなぁ。
    こころがじんわりあったまる。
    最後の後味が潔く、爽やかです。

全2件中 1 - 2件を表示

永倉萬治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×