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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087745559
感想・レビュー・書評
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永倉 萬治の最後の短編集。
なぜか最初に最後の作品を手にとってしまった。
色っぽくて、ふわふわと物語りは進行しますが、一貫しているのは男の悲哀。
やけっぱにになってるわけではないにしても、リストラや、退職といった人生の選択をした後の心の空白をうまく表現していたりします。
個人的には最後の「人蕩し」があっさりしていて好きでした。
お座敷小唄の「猫じゃ猫じゃ~といいながら」と謡う一文に悲哀が凝縮されているかなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レヴュー少ないなぁ。
こころがじんわりあったまる。
最後の後味が潔く、爽やかです。
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