秋の猫

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 87
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746211

感想・レビュー・書評

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  • 久し振りの藤堂さんです。短編で、全てに動物が登場します。私は動物苦手なので、飼ったことがありません。結婚してからは夫と息子が面倒をみると言うのでハムスターを飼いましたが、やはり短命なので、もう今はいません。苦手と言うよりも怖いんですよ。これ絶対に前世に何かあったと思います。ホントに。近頃は外を歩いていても平気で長い紐のまま散歩させているので怖いです。いい大人が平気で「怖い」とか言うし、逃げられる場合は遠回りしたり、反対側の道へ渡ったりもしますよ。


    過去には何回も犬に追いかけられたりしていますしね。相性が悪いと言うのか、気が小さいと言うのか、損してるんだろうけど仕方のないことなのですよ。





    そんな私でも本は平気なので楽しめました。どの人も不幸を背負っているのですが、読み終わるとふっと温かい気持ちになれるものばかりで、とても心地よく読み終えることが出来ました。素敵なお話ばかりだったので、一気に読むのが勿体無くて、少しずつ丁寧に読みました。


    やっぱり藤堂さんっていいです。

  • はたまたさらりと読めた一冊でした。
    動物好きには共感できるのかな?

  • 初めての藤堂志津子。
    読みやすいけど、読んだ後には「ふーん」って言う感じが残りました。
    つまらないわけではないけれど、面白くもないって感じです。

  • 犬、猫と主人公たちを描いた短編5作品。
    女性の心情には同感できるものもあり・・・
    深い内容ではないので通勤タイムにさらりと読むのには最適。

  • 【10/30】ペットにまつわる短編集。児童書ばかり読んでると、こういう計算高さが嘆かわしくなる。当たってるだけにますます哀しくなる。「公園まで」の他愛なさが救い。余談だけど、ウチの猫はリードをつけて喜んで散歩してるよ♪

  • 女性の主人公が必ず猫か犬を飼っているのがポイントの、男と女の短編集。どの物語も、ちょっと物悲しさを含みつつ、最後の数ページでぐーんと昇華して、ほっこり終わってくれる。傷ついた人間だからこそする計算や打算に、少なからず不安を掻き立てられるけど、ペットと言う家族に救われつつ、自らの意思で幸せを掴もうとする。がんばれ、と思うより、頑張ればいつか幸せになれるんだ、と感じる。

  • 30代の独身女性の恋愛を描いた短編。表題作はちょっと怖い。うんうん、とうなずけるほどには恋をしていない。

  • 女性の立場からの恋愛短編集。自分の出来ない恋愛ばかりなのでジレンマが・・・。

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