酒気帯び車椅子

著者 :
  • 集英社
3.37
  • (13)
  • (11)
  • (43)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 158
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747355

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2021.12.1-469

  • 中島らも 著「酒気帯び車椅子」、2004.12発行。ハードボイルドです。妻や娘と平和に過ごしていた小泉41歳は、4人組に襲われ、妻は殺され、娘は攫われ、本人は膝から下切断の手術を。ウェポンを搭載した改造車椅子での復讐の始まりです。入院中、看護婦藤谷文29歳とのやりとりに、中島らもさんの「遊び心」が滲んでますw。

  • 5/27

  • 面白かった。 感動した。

  • これが遺作だそうだ。いい意味でめちゃめちゃで、中島らもらしい。表紙の絵で展開が分かっちゃうじゃないか、と思うけど。奥さんがレイプされて殺されるとこはひどかった。でもこんなん実際にやっちゃう人がいるんだもんな。ほんと死んでしまえ。皆で乗り込むとこはあり得ないけど、いい話だと思う。最後、臼井さんがいいとこ取りだ。これもあり得ないけど、かっちょいい。意外ときれいな終わり方で良かった。

  • これ読んだら後が無いんだよなぁ

    と思っていたらまだ未読の作品があったので思い切って読んだ。

    -----

    大サービスのエンターテインメント!
    これ以上無いという位の単純明快な活劇だった。

  • らもらしい、過激で痛快なエンターテイメント作。
    グロいバイオレンスも、らもなら陰湿にならない。
    面白くて一気に読んだ。
    表紙のイラストも笑える。

  • 中島らものファイナルファンタジー

  • 仕事上のトラブルからヤクザに妻を殺され,娘をさらわれ,自身も両足をつぶされた主人公が,
    行きつけの居酒屋の常連客とともに,
    武装した車いすに乗ってヤクザの事務所を襲撃して復讐を果たす。

    めちゃめちゃハードボイルドで,そのくせ笑える。
    中島らもがこういう作家だとは思ってなかったので驚いた。

  • リアリティよりも強烈なイメージ

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島らもの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×