小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏
- 集英社 (2014年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087815443
作品紹介・あらすじ
エンターテイメントの世界を知り尽くした作家・小林信彦と天才コメディアン・萩本欽一。半世紀にわたり二人が見続けてきた喜劇人達の魅力的な素顔について語り合う。コント55号の秘話も明かされる。
感想・レビュー・書評
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2014年1月29日、初、並、帯付
2015年4月27日、白子BF詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑いへの愛情。何より感じるのは、それだ。
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渥美清さんも森繁久彌さんも他の人の舞台を頻繁に観に行っていたらしいです。やっぱり、ある意味オタク的要素は大事だと思いました。
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図書館で読む。非常に興味深い対談でした。萩本さんが話手ではなく、小林さんが話手です。それが意外でした。
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高度経済成長時代。その時代を支えたといっても過言ではない、芸人というより喜劇人たちの表と裏がわかる貴重な1冊。小林さんと欽ちゃんの対話から、当時の生き生きとした彼らの姿が蘇る。クレイジーキャッツ、ドリフターズ、若き日のタモリや、俳優になる前の渥美清、もちろんコント55号などなど。
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"BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“今週の新刊”で登場。
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/28.html
「ある日、昭和のテレビの創世期、それから日本のコメディアン史を詳しく知る小林さんのものへ欽ちゃんが4年ぶりに尋ねるわけです。それは、なぜなら欽ちゃんはまだまだ自分は笑いのことがわかっていない、これから若い世代へ笑いの真髄を伝えなければいけないという思いからで、その時の対談をまとめたのがこの本です。」(松浦弥太郎さん)
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php" -
中原弓彦名義の名著『日本の喜劇人』の最終章はコント55号で、最初の人気絶頂期の萩本欽一が突然著者の仕事場に現れ、著者をはじめとした脚本家たちにコントのアイディアを披露し、それが可笑しくてたまらなかったというエピソードが紹介されているが、本対談集は、このエピソードから始まり、『日本の喜劇人』の中の浅草、新宿、丸の内で活躍した喜劇人を中心に辿りなおしていくような構成になっている。昔のコント、演劇、映画、脚本のしっかりしたバラエティ番組について語られており、最近はトークに頼ったバラエティが主流なのが少し寂しい。
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欽ちゃんが聞き手で小林信彦御大に喜劇人の話を聞くという体裁だが、是非御大が聞き手で欽ちゃんの演出術等を聞き出す続編を作って欲しい。二人が元気なうちに。
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小林信彦氏と萩本欽一氏の対談、というよりも年長者の小林氏に少し年下の萩本氏が笑いの歴史をレクチャーしてもらうといった感じの一冊。