- Amazon.co.jp ・マンガ (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087824001
作品紹介・あらすじ
竜門卓は失踪した猟犬探しを生業とするアウトロー探偵。5年程前に、祖父の死によって膨大な山地を相続し、人里離れた山奥で相棒のジョーとともにつつましやかな生活を送っている。猟犬探しの謝礼は、自分が決めた額しか受け取らず探す犬の種類も限定するような、自分のポリシーを頑なに貫く、ひと筋縄ではいかない男。そんな竜門のもとに、その腕の良さを聞きつけ、また新たな仕事が舞い込んで来た……。
感想・レビュー・書評
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ラストで泣けた。
いずれ谷口ジローの代表作として新たに加えるべき作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私がその年の読書ベストに推した事のある稲見一良の「セントメリーのリボン」を、想定出来うる最良の漫画家(「事件屋稼業」と「犬を飼う」の作者)が描いた。
小説は小説で素晴らしいのだが、時には映画化すると素晴らしい作品になってしまって、見返すのが至福の時間になるような作品はある。例えば「ロード・オブ・ザ・リング」がそうである。この漫画もそういう作品になった気がする。
谷口ジローは漫画化するに当たり、出版社の許可が下りず20年待ったらしい。盲導犬協会にも取材し、熱をこめて実に丁寧に仕上げてくれた。また、短編と中編を違和感なく組み合わせてくれた。静かに始まり、静かに終わる。綺麗な表紙なので、犬好きの人にクリスマスプレゼントするのもいいかもしれない。リボンをつけて。
【内容説明】
竜門卓は失踪した猟犬探しを生業とするアウトロー探偵。5年程前に、祖父の死によって膨大な山地を相続し、人里離れた山奥で相棒のジョーとともにつつましやかな生活を送っている。猟犬探しの謝礼は、自分が決めた額しか受け取らず探す犬の種類も限定するような、自分のポリシーを頑なに貫く、ひと筋縄ではいかない男。そんな竜門のもとに、その腕の良さを聞きつけ、また新たな仕事が舞い込んで来た……。
2012年11月15日読了
【付記】
先日、映画サークルの忘年会でプレゼント交換があり、私はこの本を贈りました。リボンをつけて。 -
あっという間に読了してしまった。
原作を読んでいた時に感じた雰囲気とはいささか趣を異にするが、それが漫画のおもしろいところ。
二つの原作からうまく構成されていると思う。
「1」とあるから、「2」もあるか?
楽しみである。 -
作画:谷口ジロー、原作:稲見一良
『猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン(2011)』を読了。 -
「刑務所なう。2」
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~2巻
ふざけたタイトルかと思ったが、いたって真面目な話だった。 -
好きな漫画家の谷口ジロー氏の作品だし悪くはなかったんだけど、原作を読んでみたくなる。タイトルの由来がわかるラストシーンが凄くイイ。
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現在進行中のシリーズである。谷口ジロー氏はさすがだ。買って損はしないし感動する。
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焚火/花見川の要塞/麦畑のミッション/終着駅/セント・メリーのリボン
短編のハードボイルドだが、なんとも言えない雰囲気を与えてくれる。「男の贈り物」を主題としているらしいが、読後感が非常によい。特にこの短編の標題ともなった『セント・メリーのリボン』は盗まれた盲導犬をめぐってのストーリー展開だが、最後の終わり方がかっこ良すぎる。東京駅の赤帽の話「終着駅」は浅田次郎ワールドに近いか? -
稲見一良さんの作品を漫画化?!そんなことできるの?と思ったけどできてるんだな、これが。無駄な説明なく進むけど、人物ひとりひとりに奥行きがある。で、猟犬とペットと盲導犬が描かれているんだけど、心が曇らないこと請け合い。犬が好きな人にオススメする。読み終わったら、“ああ、セントメリーのリボン!!!”って思うよ。
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わかなさん。Twitterに続き、ブクログもリフォローありがとう。谷口ジローの『猟犬探偵』読まれたようで。最近、ブクログ始めて、Twitte...わかなさん。Twitterに続き、ブクログもリフォローありがとう。谷口ジローの『猟犬探偵』読まれたようで。最近、ブクログ始めて、Twitterと連携したら、Twitterのフォロワーさんでブクログやってる方にわかなさんがおりました。2012/07/07
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コメントどうもありがとうございます!相も変わらずシャチのアイコンのわかなですw
ジローさんの読書生活見習いつつ人生充実させていきたいと...コメントどうもありがとうございます!相も変わらずシャチのアイコンのわかなですw
ジローさんの読書生活見習いつつ人生充実させていきたいと思います(^^)/2012/07/10
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