フランスの子どもは夜泣きをしない ―パリ発「子育て」の秘密―

  • 集英社
4.05
  • (47)
  • (44)
  • (34)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 495
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087890044

作品紹介・あらすじ

3児の母親でもあるパリ在住の元ジャーナリストがフランス流子育てを観察分析し、秘訣を紹介する。夜泣きや食育、保育園などの様々な場面で、子どもを「小さな大人」として扱う様をユニークに描く!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第一子妊娠中に読んだ
    子育て本は他に「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」を読んでいた。
    二冊とも書いてある内容が似ている部分があり、思考が共感できるところがあったので(母乳にこだわっていない。母であるが旦那との関係、女であることに重きを置いている)、出産したら実践してみようと思う。

    2020/6/12 読了日

  • 初産をあと3か月後に控えた自分にとって、実りが多い読書でした。子どもとの向きあい方、人間関係、信頼関係。
    子どもが自己表現(泣く)したとき、「ちょっと待つ」ということが、本人のフラストレーションに対する力をやしなう。
    テレビでみる欧米人のイメージは、子どもをあやすときにオーバーぎみにリアクションをとると思っていたけど、フランス人は控えめ。
    褒めるときも控えめに。

    大学受験の英語教師、竹岡先生が言ってたことを思い出した。「指導者として難しいのは、生徒を褒めるタイミングを見逃さないこと。じっと我慢して待って、ここだ!というタイミングをつかめば、あとは勝手に勉強していく。適切な時を見極め、指導していくのが、教師という仕事なのだと思います。」

    自分の子どもも、のびのびと育てていきたい。

  •  パリ在住アメリカ人から見たフランスの子育て。肩の力がすっと抜けている彼らの姿勢、アメリカ人だけでなく日本人こそ見習うべき。

    ・ちょっと待つ。夜赤ちゃんが泣いたとたんにあやさない。まずは観察する。

    ・子どもにフラストレーションの扱いかたを学ばせるのが大切。心おだやかであることを重んじ、子どもの健康のみならず、両親の生活の質を重視する。

    ・「夫婦がなによりも大切だわ。だって、自分で選べるのはパートナーだけよ。子どもは選べないもの。夫を選んだのはあなたよ。だから、彼との生活を大切にしなきゃ。(中略)私にとっては、それが優先事項なの。」

    ・子どもに「枠組み」を教える。幼少期にしっかりと注意を向けて、何度も繰り返す。いったん拒否したことは取り消し不可能。方針を変えない。子ども中心ではなく親自身の要求を表に出す。

    ・ほめるときは控えめに。

    ・子どもには子どもに人生が、私には私の人生が、という考えかたを自分の心の地図に載せる。

     どれもとてもとても素敵な考え方だと思う。

  • フランスに住むアメリカ人から見たフランスの子育て。
    情報に溢れる国の子育ては、その情報に振り回される事が多い。しかし、フランスでの子育ては大人が主役で信念を持ってやっている。筆者はそんな体験に触れ、戸惑い考えさせらる事も多いが成る程と納得する事も多い。文化を含めフランスらしさを感じる。

  • パリ在住のアメリカ人女性が描いたエッセー。

    アメリカとフランスの育児の違いを描いたもの。
    日本の育て方はアメリカととても似ていて、著者と同じ目線でフランスの育児に対して驚き、新たな視点として受け止めることができた。

    ・フランスの子どもは3ヶ月くらいには夜きちんと寝るようになる
    (夜起きても、すぐに構わず、少し待つことでまた寝ることを学ぶ)

    ・きちんと挨拶をさせる
    (大人として扱い、他人に対してやらなければならないことは必ず守らせる)

    ・週末はお菓子作り
    お菓子作りをして、それをむやみにいつでも食べるのではなく、きちんと時間を決めてその時間に食べさせることで、リズムを作る

    ・食育
    野菜でも、なんでも食べさせ、小さいうちに慣れさせる。

    ・親の叱り方
    だめなものはダメ。枠をきちんと決め、それには完全に従わせる。枠の中では自由にさせる。

  • この本を読んですっかりフランスびいきに。

    フランスについてもっと知りたい。

  • フランスの子育てを中心に、アメリカやイギリスの子育てもチラリと記述されていて、日本との違いに興味を持った。日本は基本的にはアメリカやイギリスと近い考え方のようだ。フランスの子供を観察する為に待つ、という考え方が面白い。クレイシュ(保育園のようなもの)も日本にできたらいいのに。

  • フランス人の子育ては、子供を「子供」としてではなく、「1人の人間」として扱うという姿勢が根底にあるのだと思った。
    真似できるところはしたい。

  • 子育て本は読む気がなかったけど、姉に貸してもらって読んでよかったなと思う本。
    ザ子育て本というよりは、フランスの文化を知りつつ…だから気楽に読めてよかった。


    待つことを教える。
    子どものために自分を犠牲にしない。
    確信を持ってノーを伝える。

  • これから子育てする人達が読むべき本。
    全てフランス流の子育てが正しいとは思わないけど、すごく共感できて実践しようと思った。

    枠組みの中で自由にさせること、あいさつ、待つこと、子どものために全て捧げるとは思わないこと、など。

全63件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ジャーナリスト。コロンビア大学大学院卒業。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』の外国特派員としてブエノスアイレス、サンパウロに駐在経験をもつ。
現在、『ニューヨーク・タイムズ』のコラムニストとして活躍している。
夫と娘、双子の息子らとともにパリ在住 。
主な著書に『フランスの子どもは夜泣きをしない』(集英社)、『フランス人は子どもにふりまわされない』(CCCメディアハウス)など。

「2019年 『フランスの女は39歳で「女子」をやめる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

パメラ・ドラッカーマンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
ジェームス W....
佐藤雅彦
辻村 深月
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印

フランスの子どもは夜泣きをしない ―パリ発「子育て」の秘密―を本棚に登録しているひと

ツイートする
×