砂とアイリス 2 (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社
3.50
  • (4)
  • (8)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 131
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087920017

作品紹介・あらすじ

発掘をこよなく愛する長瀬なぎさは研究者の卵。優しい彼氏とは順調だが、近頃、梶谷先生とも急接近。愛する妻のサラがいる先生とつかず離れずの微妙な関係は続き、恋も研究生活もいまだ漂流中──。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 発掘長瀬さんのキャラは嫌いじゃないはずなのに、どうもしっくりこない……恋愛パートが全然入り込めないからだって気づいてはいる……

  • 初出が2013年6月~になっている。
    思わず確認してしまったのは、主人公なぎさたちの白衣トークの部分を読んだからだ。
    『煮詰まってくると前後ろ反対に着る』
    『いっそ割烹着を提案したい。すごく便利』

    割烹着の若い研究者。しかも見た目今時の女の子。

    確認する。
    2014年1月30日に『あの騒動』は始まっている。
    ほっとすると同時に、あれがそんな最近のことなのかと驚く。
    一気にスターダムにのしあがり、そして墜落した。
    なんというかはかない。

    よく考えてみると、著者自身、そして著者のほかの作品にも割烹着愛用女子は出てくる。
    著者は便利で機能的で、いまどきの女の子がこれを着るギャップイイ!と描いたんだろう。
    西村しのぶの漫画は筋があるようなないような感じなので、好きなものを書き散らしてるだけと批判するファンも多いのだろうけれど、好きなものを『商品』に仕立てているのはやはりプロだ。
    件のひとがこのマイナーな漫画(舞台は神戸なので地元に読者も多いけれど)を知っていたかどうかは知らないが、ともあれ割烹着研究者については西村しのぶの方が少なくとも彼女よりは先でした。

    実際のところ、割烹着着用の研究者は案外多いのかもしれませんが。
    西村しのぶの漫画はこういうところリアルっぽく書くから一瞬ほんとかもと思ってしまう。
    不倫未遂ものか、どうなのか、現在微妙なラインですが、「この恋を泳ぎ切れるの?」というモノローグは印象的。
    落ち葉の道のシーンもこれぞ漫画!という表現でかっこいい。
    筋があるのかないのか、彼氏の存在感が微妙なのかどうなのか、なアイリスですがこのまま順調につづいてエンドマークつけてくれることを切に願います。

  • こういう女性やシチュエーションに結局憧れちゃう。

  • なんか未遂に終わりそうな予感はするけど、
    フリンはフリン。

  • 相変わらず題材が変わっても、オシャレ度満載。考古学とか遺跡発掘あんま関係ないねwww

  • 個人的には
    マンガなので美しいフリンも創作なんだから
    別にいいんじゃ~ん?なんですが。
    創作は創作として読める頭は持ってますし。
    (って言いつつも歴史物は基本的な一線越えてるモノは
    読めないんだけどさ~(笑))

    西村作品のオンナノコはどの作品のコも
    みんな意志も意思もしっかりハッキリしてて
    潔くも格好いいのですが
    1巻でも思ったけど、ど~も この女子は
    LOVEもLIFEもWORKも全てが中途半端で
    あんま格好良く見えないなぁ…
    湖畔のお家とか山奥の喫茶店とか
    アイテムは素敵なんだけどね。
    曖昧さを楽しむべきなのか…

  • どんな恋愛の形でもライトでスマート。

  • 凄いスピード感とテンションとお洒落に圧倒されて気持ち良い。ワーカホリックなまでの仕事への情熱に加えて、主要キャラクターのバイタリティの高さは、複数の相手への恋や愛でも、同時進行で相克する事なく求め続ける。近くに居たらものすごく疲れそうだけど、紙の中の世界は只々美しい。

  • 長瀬ちゃんがかわいい。今までとは毛色の違う発掘系の話も面白く読めます。恋愛話は今回は....エピソードばかりで内面がないのでなんとも。どこに持って行こうとしているのかわかりませんでした。

  • う~ん・・・どうにも自分には合わないので
    それでも新刊が出たことには感謝して(笑)
    サラッと読んで本棚です。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

5月25日生まれ。兵庫県宝塚市出身。代表作は『サード・ガール』『ライン』『一緒に遭難したいひと』など。

「2008年 『一緒に遭難したいひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村しのぶの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×