ベルサイユのばら 14 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088440026

感想・レビュー・書評

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  • 201803/

  • 「ベルサイユのばら」後日談。
    今回はロザリーとその息子フランソワ、そしてスウェーデンに帰っていたフェルゼンのその後。
    フェルゼンの後日談は、ようやく描くことができた!というかんじ。彼の民衆に対する複雑な思いがじっくりと描かれていた。

    それにしても、最後の最後でジェローデル様の驚くべき秘密が。
    まあ、あれは、話をうまくつなげるための小道具ということで・・・。

  • この外伝シリーズが始まってから、過去に色々付け足さなくていいじゃないか、と思って読めなかった。これはやっと本編のベルばらの後を描いていて、昔池田先生が描きたかったというフェルゼンのその後、『エロイカ』で描かれなかった部分に言及されていて、ちょっと良かった。 …まあ、ジェロ様の件は冗句として受け止めるとしてさ。

  • ジェローデル、あれでいいんすか?!(*_*) まぁそれも含めてオヤジホイホイにがっつり食いついて大変満足しましたが。

  • ロザリー編。ジェローデルとポーの一族コラボ。

  • フェルゼンの最後がボロボロすぎて泣ける。

  • ロザリーがとても好きなので嬉しく、そして切ないお話でした。
    フェルゼンの最期は胸に沁み入るようで。やっぱり心に深く棘となって刺さって、ずっとずっと苛んでいたのだろうなと。死が解放であってくれたらと思います。
    ジェローデル様にはびっくりした。びっくり。

  • ロザリー、フェルゼンのその後の話。ロザリーの子が現代につづく制度に関与しているといい設定が良かった。

  • エピソード「ロザリー編」完結。
    著者本人が「やっと着地点が見つかった」と書いているように、その後のナポレオン帝政下のフランス、ベルナールとの悲しい別れ、息子フランソワの成長、フェルゼンの愛と死、スウェーデンの行く末……多くのことがつながる、大河ドラマ。
    ロザリーが、「わたしはいつもいつも春風みたいに微笑んでいられるほど強くない」と嘆くシーンがよかった。本編ではマサにロザリーは賢くも、そういうキャラだったけれど、より人間味が深まったと思う。

    ジェローデルのその後が仰天エピソードだったけれど、もともとたぶん架空のキャラだし、作者に愛されてたのかな?こういうのもアリですね。

  • エピソード完結編。あとがきからも、おそらく池田先生にとって、これが最後のベルばらなのだと思われる。

    本編では、軽くしか触れられていなかったフェルゼンの最期。

    フランス革命~ナポレオン期のすべてを見届けたロザリーの一生。

    そして、ベルばら随一の良い男、ジェローデルは驚くべき結末に。

    何はともあれ、ベルばらファンは読まねばならぬ一冊。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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