- Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088440026
感想・レビュー・書評
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201803/
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「ベルサイユのばら」後日談。
今回はロザリーとその息子フランソワ、そしてスウェーデンに帰っていたフェルゼンのその後。
フェルゼンの後日談は、ようやく描くことができた!というかんじ。彼の民衆に対する複雑な思いがじっくりと描かれていた。
それにしても、最後の最後でジェローデル様の驚くべき秘密が。
まあ、あれは、話をうまくつなげるための小道具ということで・・・。 -
この外伝シリーズが始まってから、過去に色々付け足さなくていいじゃないか、と思って読めなかった。これはやっと本編のベルばらの後を描いていて、昔池田先生が描きたかったというフェルゼンのその後、『エロイカ』で描かれなかった部分に言及されていて、ちょっと良かった。 …まあ、ジェロ様の件は冗句として受け止めるとしてさ。
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ジェローデル、あれでいいんすか?!(*_*) まぁそれも含めてオヤジホイホイにがっつり食いついて大変満足しましたが。
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フェルゼンの最後がボロボロすぎて泣ける。
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エピソード「ロザリー編」完結。
著者本人が「やっと着地点が見つかった」と書いているように、その後のナポレオン帝政下のフランス、ベルナールとの悲しい別れ、息子フランソワの成長、フェルゼンの愛と死、スウェーデンの行く末……多くのことがつながる、大河ドラマ。
ロザリーが、「わたしはいつもいつも春風みたいに微笑んでいられるほど強くない」と嘆くシーンがよかった。本編ではマサにロザリーは賢くも、そういうキャラだったけれど、より人間味が深まったと思う。
ジェローデルのその後が仰天エピソードだったけれど、もともとたぶん架空のキャラだし、作者に愛されてたのかな?こういうのもアリですね。 -
エピソード完結編。あとがきからも、おそらく池田先生にとって、これが最後のベルばらなのだと思われる。
本編では、軽くしか触れられていなかったフェルゼンの最期。
フランス革命~ナポレオン期のすべてを見届けたロザリーの一生。
そして、ベルばら随一の良い男、ジェローデルは驚くべき結末に。
何はともあれ、ベルばらファンは読まねばならぬ一冊。