- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088468013
感想・レビュー・書評
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先日、BSで映画版を見て、ものすごく面白かった!是非原作も…と思った矢先にコミック版を見付け、とりあえず原作の話が軽くなぞれればいいや、と思い手に取った。マーガレットは久しく読んでないし、5人の漫画家によるオムニバス形式ってのもどうなんだろう…という気持ちもあったのだが、読めば読むほど面白かった。
もういい年なもので(^_^;)一読しただけではマーガレットのノリが若すぎてついていけなかったけど、ストーリーは原作に沿っていながらキャラクターは映画版のキャストに寄せていたのがよかった。シビアで、軽くて、ダルくて、若くて、青くて、恥ずかしくて、でも眩しくて。簡単には言い表せない高校時代、あの年齢特有の心情をよくもここまでリアルに描き出せたなと脱帽。
そして、オムニバス形式もなかなかいい味出していました。朝井さんが「鬼のようにハイレベルな企画」と言っていたけど、ホントそうだよね。共通するキャラクターを、異なる漫画家が描くってそうそうないことだと思うが、「他の先生の絵を自分の絵にするのが楽しかったです!」というコメントもあり、違和感なく読めた。惜しむらくは、ページの都合上仕方なかったのだろうが、物足りないなと感じた部分もあり。一話一話、もう少し長く読みたかったかも。
映画とはまた違った面白さのコミカライズ作品、マーガレットから遠のいて久しい、という方も是非。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桐島、部活やめるってよ のオムニバス構造は漫画にしても鮮やかで、教室のこちゃっとした感じも絵だとよく分かります。各漫画家さんが自分の担当したキャラクターについて一言書いているのも良かったです。
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5人はまったく違う悩みや気持ちがあったけど、少しずつつながっていて、
びっくりしました。
青春ていいなぁ~と思いました。 -
オムニバス形式だってよ。やまもり先生の絵が好きです。
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原作&映画にくらった身として、漫画も読んでみた。
小説のかなり正確な漫画化で、漫画という画になった分鮮やかに見られる。短編一作ずつ別の漫画家に任せているのも「桐島」の作品観に沿っていてよい。
原作者と同じ地域に住んでいる者としては、原作の方言を生かしてほしかった。 -
5人の作家は一人ひとりのキャラクターを描く形式の単行本。「桐島」を外部から観て評価する部分と、各々の人物の内面、問題を描いているという感じかな。どの作者も描くサジ加減が難しそうだった(笑)
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同名小説のコミカライズ。
オムニバス形式。
5人の登場人物について、それぞれ違う漫画家さんが描いているので、話によって絵の好みとかはあるかもしれないけど、ストーリー自体はおもしろかった。(というか、原作が面白いのか?)
原作読んでみようかなぁと思った。(そして読んだ笑)
ていうか、桐島ってほぼでてこないんだな(笑) -
オムニバスになってて読みやすかったです。
原作を読んでいなくても、すんなり入れるのでは?
やまもり三香さんが好きで買いました。
やっぱり好きだなーって思いました。いい絵を描きますよね。