作品紹介・あらすじ
パリに暮らす貧しいロザリーとジャンヌ姉妹の運命も絡み合う。オスカルはロザリーを引き取り、アントワネットはジャンヌのたくらみにまきこまれる。フェルゼンはアントワネットとの恋から逃げるようにアメリカ独立戦争に志願したが……。
感想・レビュー・書評
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この巻ではアントワネットとフェルゼンの愛が盛り上がります。
昔の少女達はこんなにドラマチックで、大人っぽいものを読んでいたんだな~と感慨。
そして、オスカルは、アントワネットに立場を求めるばかりで気持ちを汲み取ることをしなかったことに気付きショックを受ける。
人間ドラマがハンパない!
最後に酔って暴れたオスカルを抱いて帰るアンドレがそっとその唇にキスをし、オスカルが涙を流すシーンがあるのだけど、あ時のオスカルの気持ちはどんなだろうって子供の時からずっと気になってて<(; ^ ー^)。
フェルゼンを思いながら、アンドレのキスを受ける・・・。
アンドレの優しさに涙したのかな?(゜ーÅ)。
著者プロフィール
1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。
主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』
「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」
池田理代子の作品