- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088595757
感想・レビュー・書評
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休んでいたチーフが復帰することになり、バー東山から離れることになった佐々倉。東山から餞別として供されたウイスキーに込められた思いとは?!さらに、佐々倉は次なる舞台であるバー・イーデンホールへと進む。
東山からの餞別と称した問いかけ。佐々倉がブラインドテイスティングで導き出した答えは、ウイスキーの銘柄だけではなく、東山がバーテンダーとして生きる信念でもあった。作り手が遥か未来を見つめて熟成させた「命の水」を、お客様の命へと手渡していく。だからこそ、そこに生きる活力を見出すことができる。ウイスキーは飲むだけでその土地へと連れて行ってくれる扉だ。
「ボクは酒を愛する人も愛したい それがバーでありバーテンダーの仕事だと思っていますから」
バー・イーデンホールの真木とのやり取りも見事だった。それにしても、ウイスキーラバーなのに飲み方に頓着しないんかい!となる。ストレートでもショットグラスかノージンググラスかだけでも香りの立ち方がだいぶ変わるよね。ウイスキーも様々な顔を持っている。
ライバル店のおっさんが偵察に来る話も好き。ジントニックのあの一工夫はいいなあ。どうやって飲んでもらえるかを追求した気配りが素敵。粋な宣戦布告からのオチも最高。
とあるモルト4種を飲んだ客の最後のオーダー・水割りに何を出すか?『グラスの中の物語』はその謎かけから、客同士のドラマとウイスキーの歴史まで結び付けた物語に。凍えた心を温めるたき火、それがバーとお酒なのかもしれないね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブルショットのストーリーなんとなく好きです笑
でも、このバー東山のモデルになった人っているのかな~。 -
マッカラン、ロブロイ、カリラ、ブルショット、アードベッグ、バランタイン、アバディーンアンガス、ロバートバーンズ
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バー東山から移動。次は先輩がいない。変わりにお姉ちゃんが。
カクテルが訳わかんなくなってきた。 -
お酒の知識もさることながら、上質のサービスを提供する姿が読んでいて心地好い
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一気読み!