イティハーサ 1 (ぶーけコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784088601861

感想・レビュー・書評

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  • 「言の葉」という言葉を覚えたのは
    この作品、ハード、コミック、文庫と
    それぞれ全て買ってしまった私。
    読みはじめから最後まで難しいけど
    感動感激ですよ、ぜひ!

  • 目に見えぬ神々から授かった神聖な知恵″真言告(まことのり)″を使う小さな村があった。その村で暮らす鷹野(たかや)は兄のように慕う青比古(あおひこ)から真言告を教わっている最中、捨て子を拾う。両親を亡くした鷹野は遠祜(とおこ)と名付けられた捨て子を妹として大切に育てることに。そんな平和な日々も、遠祜が7つになった頃突如失われてしまう。信仰する目に見えぬ神々は天界地界いずれからも姿を消し、代わりに目に見える神々が村を壊滅させてしまったからだ。そんな鷹野たちの前に現れた武装した者たち、果たして味方なのか──。
    レトロ少女漫画の名作を調べる中、気になっていた作品のひとつ。なんと職場の方からお借りすることができました!しかもぶ〜け版、ありがとうございます。舞台は約1万2千年の日本、神話に詳しくないので真言告は完全創作の力なのか文献にある力なのか不明。巫女の素質を持つ遠祜がお気に入り、お転婆なところ非常にかわいいもの。鷹野と仲睦まじく過ごすところも癒される。鷹野は威神に復讐を果たそうと決意するも、そういう心は威神の力となりそうで不安。

  • http://d.hatena.ne.jp/m-kikuchi/20140121/1390321090
    ...名作マンガを幾つも描かれた方です。代表作は『樹魔』『伝説』『イティハーサ』あたりでしょうか。『伝説』と『イティハーサ』で、優れたSF作品に授与される星雲賞コミック部門を受賞していますね。
    この『イティハーサ』、「ぶ~け」に連載されていたのですが、誌面の方針変更に伴い打ち切り宣告。納得のいく終わらせ方をするために、最後の2冊は単行本描き下ろしという、非常に珍しい発表形式となっています。水樹和佳子さんの執念といいますか、この作品にかける想いが垣間見えますね。

    ほんとうにこの作品は名作なので、是非読んで戴きたいです。

  • 全15巻

  • 連載開始時、内容の10分の1も理解できず。それでも読み続けた。年齢を重ねるにつれ、この作品の持つ壮大な世界観、計算され尽くした展開に圧倒され、ハマッた。はるか太古、まだ神と人とが共存していた頃の物語。はっきりいって難解です。これを完全に理解できる日は来ないかも…。でも文句無しに面白い。日本語の持つ響き、きっと好きになれます。

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