- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088602981
感想・レビュー・書評
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コーヒーと煙草 天使アシカ
ロバート・B・パーカーの翼の骨 クジラに食べられたメリー
チェリー ウサギのバニラとジミー アシカ大王 クジラ解体工場
「ビッグ・サーの敗軍将軍」リー・マスク・メロンの手袋とカエル将軍
サ-・フェリペ・ドン・カステリョ3世とその付き人
ミシュランザウルス(食べ欠け) -
デザイン面で影響を受けている人のヒトリ
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ほのぼのしているのに、どこか死に向かう空気がある。不思議な本。
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まとめた上下巻もお手軽でいいけど、
やっぱ大判のブーケコミックスで読んでほしい作品。
ロバート・P・パーカー(アシカ)の拡げた羽を!
「ママ、あたしは悪い子なんかじゃないの」と呟く
ショーガール(アシカ)ギャング団の涙を!
美しくて、可愛い。
つまり最強。 -
愛すべきアシカたち。
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色んな感情が揺さぶられるマンガ。
きっとこの本との出会いで人生観が少し変わった! -
ねえ、笑いなよ。世界の終わりじゃないんだからさ。
この本とは長い付き合いだけど、間違いなく今わたしを構成する血肉の一部になっていて、今でも日常や旅先のそこかしこでふいにアシカたちがそっと顔をのぞかせる。目を閉じればいつだって、深夜のダイナーにわたしは座ってる。 -
クジラ解体工場で働くに二匹のアシカ、「煙草」と「コーヒー」を中心としたロック、アメリカ文学、アメリカ映画のテイストあふれるショート・ストーリー。
フロリダでワッフル・スタンドを開くのが夢のアシカは
ビールのコマーシャルみたいな生活をするの、と話し、
中国から来たアシカは、自分が故郷に置いてきてしまった犬の顛末を知る。
ウサギと恋におちたアシカは、どこまでもどこまでも逃避行を続けるのだ。
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アシカのコーヒーと煙草の繰り返す日々。二匹は世界の終わりをハッピーに過ごしている。
世界は何度も終わり、何度も始まる。パーティが終わったら、またパーティをしよう。日々はパレードのように続き、放浪のように永遠だから。
三匹の蛙はティモシー、アレン、リチャード、連続殺人犯、COLD BLOOD、胸に咲く花はレンゲ、チェ・ゲバラとマンソンの言葉、映画のタイトルがコードネーム、何日君再来?
ベタベタながらも白と黒の伸びやかに細い線で、鯨解体工場、ランドリィ、ワッフルスタンド、あらゆるダイナー、鯨のような豪華客船から約束の苺畑へ、ドリフターズの転換テーマでくるくると回ればやっぱり愛しい。秀逸、三木の再選は難しい、の「ハイブロウなギャグ」は初出パタリロですよ。