- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088706313
感想・レビュー・書評
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この巻は「流石、古館先生!」といったところでしょうか。
①まず、日向の64ページのセリフが初公式戦のときと重なってうおっとなりました。
②武田先生の試合前の言葉は、後からまた出てくるんですが、その時は不覚にも鳥肌が立ちました。
③この巻でもまた西谷が名言を残していて。またそれが恰好いいのなんの。
日向、田中、影山とおなじようなリアクションをとってしまうくらいです。
④相手チームが日向を警戒している描写のあとの旭と田中も恰好いいです。
この4つが私的主な見所ですが、もっと細かいところまで読むとより楽しめます。
ハイキュー‼の良さがギュッと詰まった5巻になっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついにインターハイ開幕。
読んでいると、バレーがいかに頭を使うスポーツかということがわかります。
お互いのチームがどれだけ裏をかけるか、そして、相手チームが予想もしていない武器を持っているのかが鍵なんですね。
伊達工業相手に、手の内をすべて出し切った烏野がこれからどうなるのか気になります。 -
IH始まる。常波戦と、伊達工戦途中まで。
主人公たちはとにかく絶好調で成長著しく爽快感ある展開。
なので、敗者や漫画じゃ脇役な弱小チームや普通に部活をしている普通の子たちの心情描写部分が見どころ。
青春の全てを部活に捧げたわけじゃない、だけどちょっと本気で夢見て部活をまじめにやろうと思った日もある。筋トレ等々に飽きてサボった日もある。だけど、あとちょっともうちょっと頑張っていたらもっと試合を続けられたのかな…って後悔する。
僕らだって、部活をやって来たんだ。
って、シーン好き。
これが、ただただ主人公の成長物語だけじゃない、脇役にも人生を持たせるいい漫画だなって。 -
インターハイ開幕。宮城県大会の二戦が収録。
VS常波は、澤村の旧友が出てくるが、烏野の方が気合いも技術も勝りストレートに勝利。
VS伊達工業は、途中まで。
旭が心を折られた鉄壁のブロックに、日向&影山の変人コンビが穴を開ける。この二人のコンビネーションに胸がすくが、何より西谷が男前でカッコイイ。お前が小さな巨人だよ……!!
ふるつわもののところの影山に笑った。そんな性格きついのに莫迦とか。笑。
早く6巻読みたいな。 -
本誌には載せられなかったページを追加収録した「勝者と敗者」が素晴らしい…。鳥肌&涙出た。すべての勝ちたかったけど勝てなかったスポーツ選手たちへのエールだ。
あと伊達工試合前のノヤっさんの格好良さはみんながほれる…!! -
音駒高校との練習試合を経て、ついにやってきたインターハイ予選。このマンガのいいところは、敗者の心理もしっかり描写しているところにある。運動部でレギュラー、あるいはスタメンとして参加できる人間は、ほんのわずかしかいないというのは、実際に競技に打ち込んできた人なら理解できると思う。。予選を勝ち抜いて本大会に出場し、さらにそこで活躍して大学バレーボール部、あるいは実業団チームのスカウトに認められる選手は、それだけでエリートといえるだろう。社会に出てからも、何らかの形で競技に関わっていける競技経験者も、さほど多くない。それだけに、この巻に収録された第40話の内容は「感動的」という言葉すら、薄っぺらく感じる読者も多いに違いない。作者は「負けること」もそうだが、「試合に出られないこと」「全力を出せなかった(と思うこと)」の辛さを知っている人間だ。なすべきことをやっても、なおかつ越えられない壁というのは存在する。問題は、その壁をどうやって乗り越えていくか。この作品は、単なる「スポ根」マンガではない。1つの話に、これだけ深い内容を入れた漫画は、かつてあっただろうか。私の貧弱な表現力で、この話の魅力を伝えるのは大変難しい。どんな内容なのか気になる方は、自分の目で確かめて欲しい。
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なんか地味なんだけど、地味な部分にしっかりとスポットが当たっているのがいいなぁ。
皆性格は気弱なくらい普通の子たち。
少年漫画のキャラバリバリな感じがそんなにない(もちろん個性的でいいとは思うけど)
弱くてゆらゆらしちゃう気持ちが丁寧。
女子バレーの話は泣きそうだった~。
そういう小さな部分を省かないでくれるところがこの漫画のいいとこかも。ようやく良さがわかった(笑) -
本当に面白い!!この巻は、因縁の伊達工業との戦い。も良かったけど、敗者たち(弱小高校)にスポットライトを当てる一回戦も良かったなぁ。最後まで見た感じ、チームとして、烏野が少しずつ完成してきたように思える。この伊達工業には勝てるかな…?