- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088708041
作品紹介・あらすじ
めだかが学園を去ることになり、その花道に「百輪走」なる壮行会が催される。友やかつての敵と別れた後、彼女は…。そして──! 青春のすべてを詰め込んだ、めだか達の箱庭学園での日々が感動のフィナーレ!!
感想・レビュー・書評
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“かつて箱庭学園には 絢爛豪華な生徒会長がいた
彼女は化物みたいに優しく 神様みたいに戦い
馬鹿みたいに考え 英雄みたいに迷い 人間みたいに話す
女の子みたいな 女の子だった!!”
最終巻。
長かったなぁ。
最初はちょっと苦手だった絵柄も今じゃ好き。
“「私はそれを約束だと思っている
できない約束はしない人だろ 安心院さんは
安心院さんが生きてるのに球磨川が死ぬなかろう
そこに書いてあることが本心なら——
あいつとも いずれ会えるだろうさ…」” -
10年振りに全巻再読。当時高校生で読んだら最終話の"みんな"と同じ26歳になっていて悲しくなりました。
⑤移行記憶曖昧で所々こういう展開だっけと笑みを浮かべるシーンもあり。やっぱり④以降が西尾維新らしくて好きです。
①生徒会執行 編【第1箱 - 第21箱】
②十三組の十三人 編【第22箱 - 第55箱】
③球磨川事件 編【第56箱 - 第92箱】
④黒神めだかの後継者 編【第93箱 - 第140箱】
⑤漆黒の花嫁衣裳 編【第141箱 - 第158箱】
⑥不知火知不 編【第159箱 - 第185箱】
⑦未来へのブーケトス 編【第186箱 - 最終箱】
①が冒頭、②③が前半、④-⑦が後半といった印象。
各キャラの能力は物語が進むにつれて西尾維新節の炸裂が止まらず、後半の方は理解をする努力をしたら負け。
この漫画の良さは、キャラクターが良すぎる点。
終盤に100キャラ集結させるシーンで、各キャラが各キャラらしい言葉をめだかちゃんに贈るシーンは原作者のキャラクターへの愛情を感じずにはいられない。
物語進行上にキャラが居るいうより、キャラクターが物語を動かしてる感が色濃い。
そして、めだかボックスをめだかボックスたらしめたのは『球磨川禊』のおかげであると断言しても良い。
彼の『なかったことにする』能力とかいうトンデモ能力はさるごとながら、『武器がネジ』『1度も勝ったことがない』『括弧()を付けて会話する』というそのキャラクター性で全読者の心を鷲掴みにした罪は大きい。
また、1京2858兆519億6763万3865個のスキルを持つ『安心院なじみ』が登場した際のワクワク感も忘れられない。
作者側が好きなキャラだったのか『鍋島』『贄波』とかつての登場キャラが所々出てくるのも好み。
総括すると、ジャンプの理念に乗っ取た王道漫画の皮を被った邪道キャラ漫画。
正直、あらゆる箇所でトンデモシーンや理解できない行動をされてるいるが、そんなことよりも好きなれる要素がある漫画。
決して『面白が躍動』はしてないけど『面目躍如』で好きな22冊です。
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シリーズ最終巻。
半袖を箱庭学園に連れもどすことに成功しためだかは、黒神グループの会長の座を引き継ぐために、学園を辞めることを決意します。そんな彼女に対して善吉は壮行会を企画し、これまでに彼女たちと戦ってきたキャラクターが総動員されることになります。
その後、26歳になった善吉が、めだかたちと再会するシーンがえがかれています。さらに、水槽学園での球磨川と須木奈佐木咲の因縁が明かされるエピソードも収録されています。
最終バトルは前巻で終わっているので、今回は後日談といった感じでしょうか。あとがきで原作を担当している西尾維新が「学園異能インフレ言語バトル漫画」という表現を用いていますが、まさにその通りの作品でした。 -
西尾維新らしい終わり方だった。
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少年ジャンプを読んでいたのでこれも惰性で読んでいた。黒神めだかという女の子が主役。異色の学園バトル漫画。
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これで本当に本当に最後。
本篇もグッとくるものがあったけど、個人的には外伝の方が面白かったよ。球磨川くん、意外と好きなんでね。 -
【最後の最後】
これは、ないなあと思った反面、あくまでも王道へのアブノーマルもしくはマイナスなのだなと思った。表紙になぜ安心院さんと禊ちゃんが居ないのかと思ったが、理解した。 -
連載のときはおいえけぼりかんがあった百輪走だけど、まとめて読むと良いですね。
良かった、うん。