ドラゴンクエスト 37 さらば愛する地上よの巻: ダイの大冒険 (ジャンプコミックス)
- 集英社 (1997年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088722078
感想・レビュー・書評
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ダイたちの長かった冒険もついに最後のときを迎えた。
竜魔人となったダイ。一旦優勢になったかと思った矢先、バーンはあまりにも巨大な最終形態となってダイたちに襲い掛かってくる。
まさに、一進一退の最終バトルにふさわしい展開だ。
最後はちょっぴり切なくなる。
「ダイの剣」があるかぎり、きっとダイは戻ってきてくれることを信じてる。
★全37巻(ジャンプコミックス)を読んで★
【好きなキャラ】ダイ
【好きな武器】真魔剛竜剣
【好きな技】フェニックス・ウイング(バーン)
【好きな呪文】イオナズン
【好きなシーン】ダイ、父親との別れ(22巻)
【好きなセリフ①】「…ヒュンケル…いいぞ…人間は…」(クロコダイン:5巻)
【好きなセリフ②】「…ダイ!これが最後だ。大きな声で”父さん”と呼んでやれ!!」(クロコダイン:22巻)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
また、唐突に別に最近読み返したわけでもない漫画を乗っけてみた。<br>ダイはいい、すごくいい!<br>なんか「名作!!」「感動ー!!!!」てタイプの話じゃないんだけど、時代の転換点とか時代感覚とかそういうものを如実に切り取ってる作品。絵柄とかストーリーとか表面的にはいかにものんきなジャンプ漫画って感じなんで、ケッ、ただのお子様向け漫画だろ〜とバカにしてた人とかに読んで欲しい。<br>この漫画、最初の方はジャンプ王道「友情!努力!勝利!」てやってて、結構絵もヘボいし、ケッ、ドラクエ人気に乗っかったタイアップ漫画だろ〜?って嫌ってたんですけど、あっさり騙されてイヤン☆ポップかわい〜vって見てる内になんかどんどん違う地平に持ってかれてたような・・・。やっぱりバランとの決戦辺りが転換点だったんだろうか。<br>最初の方は、信じれば夢はきっと叶う!あきらめちゃダメ!勇気勇気!!て言ってたのが、後半超クール。着実に努力することは重要だけれど、自分の実力を省みない無謀な行ないは百害あって一利なし。返って他の者のジャマになるだけだ・・・。とか言い出すんだもん。ビックリだぜ。<br>ダイの不思議な力を、最初の頃は、奇跡☆信じればきっと神様が助けてくれる☆的だったのを、理由付けして、半ば忌わしいものとして扱い、力には全て代償が必要なんだ、てなったのもスゲー。<br>特に読んでて、ダ、ダイ・・・違う・・・!としびれたのはレオナちゃんだ。レオナちゃん、最初は大した力もないのにひょこひょこパーティーに付いて来て人質になって、オマエは沙織お嬢か!!て存在だったのに、その後出てきた時、ウフッ☆ダイたちの力になりたいからパーティーについてくわvって言い出すんじゃなくって、私に出来る最大限のことをするわ・・・と言って各国首脳サミットを開いたとこだ。<br>すげー。魔法力を磨く☆とかじゃなくって、政治方面からバックアップ。カッコイイ。<br>で、みんながこのダイ世界の価値観の違いに則って成長していくんだけど、マァムちゃんだけは割と昔のまんまの世界観なのよね。<br>で、それも最初の方は、マァムの心意気を見習わないと・・・みたいな扱いだったのが、後半になると「マァムの言うことは正しいけど、まあ今一つ現実的じゃないよね。いや、でもああいう考えを持ち続けることはいいことだよ・・・」とみんなに生ぬるく見守られてるっつーか。<br>アレかな?ガンダムウイングもこの頃だよね?あれでリリーナちゃんが「絶対平和主義」を唱えてたけど、出てくる誰もがそんなことを絵空事だと分かっていて、なお且つ理念として有効性があるから掲げてたわけやけど、ダイも気が付けばこっちの世界に移行してたよな。そういえば力力!って言ってた「古い価値観で育った」ヒュンケルやらバランやらが、後半やっぱり「オレたちは新しい世界を作る礎にさえなれれば・・・」と老兵は死なず的スタンスでいるのも、ウイングのゼクス的扱いだなあ、と思う。<br>あと、ダイが早々に主人公的スタンスから降りて、主人公・ポップをほほえましく眺めてるあたりも、くう・・・ダイ大人・・・!!とか思って好きでした。<br>ポップ中心に恋愛問題でも三角関係ですったもんだやってる時(燃えた〜!)も、ダイとレオナちゃんは連れ添ってウン10年夫婦のような泰然自若さでどっしり構えてるしさ。まあ、パタリロのような中年体型だから仕方ないのかな・・・と思ったり。(・・・)<br>ま、いろいろと大変に読みごたえのある面白い漫画だ。超おススメ。長いから今から買おうとかすると大変だけど。で、最初ぼへぼへやな〜と思った絵柄も、みるみる上手くなってすんげ好みでした。あ、終わり方は今一つ・・・。
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全三十七巻。不朽の名作。何度読んでも面白いものは面白い。イチオシキャラはポップですが、最終戦でのダイの純真さも泣けます。名作にして良作、この一言に尽きます。
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永遠の名作だと思うの。ドラクエをやった事あってもなくても、すぐなじめちゃう世界観。そしてジャンプ漫画にありがちな、なぁなぁな終わり方もしてなくて、成長していく主人公達が綺麗に描かれてます。
てかポップかっこよすぎだろ、ほんと。漫画内外で高く評価されてるのもうなずける。 -
私が初めて読んだ長編少年漫画では??
当時家族で夢中になって読んでました。
今でも全巻所持しているけれど、
弟の開かずの部屋にあるので、気軽に読めません。
読みたい…
ポップだいすき。
終わり方「えええ〜…」て感じだけど、好きです。
こういう含みのある終わらせ方って粋で素敵!! -
最後はしり切れとんぼだったなー。
でも、ほんと、ゲーム以上にいろんな技があって、
人生ってRPGです。 -
長い・・・一気に読んだら息が切れそうに。
良い漫画だけどやっぱりドラゴンボールの方が好き。 -
主人公のダイよりもポップの方がかっこいい。
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少年漫画の王道。
ポップ最高!
数多くの名言があります。