るろうに剣心 11 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088722818

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  • 剣心は、来るべき志志雄との対決に備え、飛天御剣流の師匠比古清十郎を訪ね、やり残した奥義伝授を願い出る

    どの権力にも属さない自由な剣であるべきなのに維新志士派についた剣心をなじり、奥義を得る資格はないと突っぱねる。しかし、この10年間流浪人として人を助けてきたことを知り、奥義伝授を許す

    一方全国から集まった志々雄の十本刀の面々の人相の悪いこと!
    どれもこれも一癖も二癖もあるある強者

    また、御庭番衆の四之森蒼紫、剣心と力を合わせ志木々雄の一団と闘うという私の予想は、見事に外れた
    一派に加わらないかという志木々雄の申し入れは断るが、何を血迷ったか、諌める御庭番衆の元仲間の翁まで殺してしまう

    仲間を大切にする一面を見せていたが、あれは偽りだったのか。人間の心を捨て、修羅と化した四之森蒼紫
    彼の頭の中には、剣心を倒すことしかないのだろう

    こんな連中を相手に闘おうとしている剣心
    いやが上にも、ページを捲る手が進む

  • 四乃森蒼紫はダークサイドに堕ちてしまう。作者のコラムによると蒼紫が剣心を助けるという読者予想に反発したためである。昨日の敵は今日の友という展開は安直である。攘夷を叫んだ勤王の志士が明治維新後に文明開化を推進し、戦時中は鬼畜と罵りながら戦後は同盟国と言う非歴史的な日本人のメンタリティに合っているかもしれない。しかし、過酷なイジメ社会を生きる現代の子ども達には刺さらない。
    幕府崩壊後に蒼紫達は葵屋に身を寄せていたが、最強を目指して出て行った(『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 巻之11』)。それは結構であるが、その結果が依存性薬物の売人の用心棒とは、みっともない。強大な組織を築いた志々雄真実とは大きな差である。それは佐渡島方治のような参謀がいなかったためか。
    志々雄一派は京都大火を目論む。相楽左之助は「政府のことなんかどうでもよい、京都が焼かれて困るのは住む人達」と言う。住民ファーストである。

  • ツネにしか見えない

  • 比古氏ですよ、師匠ですよ!ってか剣心より強いって…すごいですよね。それと蒼紫VS翁。…翁死ななくてよかった。そして蒼紫再登場で嬉しい限り。いっぱいで嬉しかったです♪

  • 剣心の修行、爺と蒼紫の戦いの巻ですね。
    操好きの私は、爺と蒼紫の戦いで操にとって大事な人のどちらか失うんじゃないかとハラハラした話でしたね。

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