るろうに剣心 28 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088727820

感想・レビュー・書評

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  • 人誅編はシンプルにつまらなかった…敵に全く魅力が感じられず、かと言って味方は志々雄編と変化ないので、ヒット映画の無理やり続編を見せられている感じだった。

  • 後半は追憶編を除き本当に蛇足。
    京都編で終わっておけば…と思ってしまう惜しい作品。

    続編は読まなくても良いかな。

  • ★の数は読んでいた当時のワクワク感
    某アメコミ、某テレビアニメなどからインスパイアされたキャラが多数出てきたのはご愛嬌

  • 2017.06.10完結巻読了

  • 面白い。京都編までしか知らなかったけれど、過去編の方が面白いと思う。

  • 幕末から明治維新までのおおまかな流れをこの漫画で学んだといっても過言ではない。
    歴史に興味を持った最初のきっかけは小学生でこの漫画を読んでからです。

    登場人物が全て魅力的ですよね。今まで読んだマンガで最強にかっこいい敵キャラはこの漫画の志々雄だと思っています。

    ヒロインの薫が死んでしまうというくだりも少年誌では衝撃でした。(結局死んではいませんでしたが・・)

  • 全巻読了したのでそのまとめとして。

    予想していたよりもずっと面白かった。これが当時大ブームになったのもうなずける。画力も非常に高いしそれぞれのキャラ造形がカッコよくて深みがある。すこし陰のあるストーリー展開もグー

    志々雄編は熱い展開でガンガン盛り上がっていったけど、それとは対照的に縁編は実に暗い。それもぞのはず剣心の最大の楔であった「人斬り抜刀斉」と真っ向から向き合う話だったから。ジャンプの作品にしては珍しく「人殺し」という紛れもない罪を背負ったキャラクターとして登場した剣心。しかも過去編で明かされたのは自身の信念に目がくらむあまり本来であれば生かすべき人でさえも見境なく切り殺していた。そんな中で出会ったのは自身が切り殺した青年の妻である巴。最後には不可抗力とはいえ最愛の人である巴すらもその手にかけることになってしまった。

    ではその罪はどうすれば償えるのか。犯してしまった罪はもうどうしようもない。本来であれば死ぬべきだったのかもしれない。でもだからこそ彼が決心したのは、過ちもあったにせよこれまでと変わらず最初から最後まで手放すことのなかったその剣で目の前の人を救うことだった。そんなわけで非常に湿っぽくて暗い話ではあったが、この縁編があったからこそ緋村剣心というキャラを剣心たらしめているのだと思う。エピローグとして成長した弥彦が逆刃刀を受け継いで次世代へと繋いでいくシーンもしっかり描かれていて希望のあるラストだったと思う。(弥彦と燕のラブコメをもっと見たかったというのは個人的な願望)

    作者の補足にもあったように薫があそこで本当に誅殺されていた方が物語としての完成度は段違いに高かったと思う。それはそれで評価もされていたんじゃなかろうか。ただ結末としてはめちゃくちゃ後味悪いし少年漫画的には完全にNG。これはもうどちらがよかったともいえないわなぁという感じ。

    何しろ今読んでもバッチリ面白かった。超次元チャンバラ漫画『るろうに剣心』今更ながらお疲れ様でした!!

  • 読み終わった!
    今まで読んだ少年漫画のなかでいちばん好きかも。幕末絡みだからというのもある(し、読み始めたきっかけはそれだ)けど、「いのちだいじに」な信念や、過去を背負うけど過去に縛られないところなど、胸に響いたしいろいろ考えさせられました。爽やかハッピーエンドなところも満足。
    あと、はじめのほうに強者として出てきたキャラが、後半のさらに強い敵の前に霞んでいくというカカシ先生現象を起こさず(ってNARUTOもまだ最後まで読んでないけど)、初期メンバーが最後まで活躍してくれるところも良かった。
    読んでいる途中は、この人なんか好きになれないなーと思うキャラもいたけれど、いま振り返ると、なんだかんだ言ってみんな好きかも、みたいな気持ち。甲乙つけがたし。


    ■雪代縁の復讐
    ・雑魚戦おわって、縁登場。ただの敵討ちじゃなくて生き地獄を味わわせるということで、薫をさらってしまう。
    ・と思ったらなんと薫、殺されていた。葬儀も執り行われる。剣心、崩壊。失踪。落人群(らくにんむら)で発見される。
    ・敵討ってやろうぜと左之助など訪れるが、脱け殻状態。左之助、去る。
    ・操と蒼紫、京都から到着。蒼紫、薫の死を不審に思い調査し、遺体が偽物であることを突き止めた。薫生きてる!蒼紫vs外印で蒼紫の勝ち。
    ・斎藤から情報をもらったりしながら、操&弥彦の若者コンビ、薫と縁の居場所探す。
    ・で、それはまだ見つからないんだが、鯨波が暴れだしたのを弥彦が食い止めようとする。燕ちゃんが、弥彦を助けてくれと、落人群へ剣心を呼びにいく。敵討ちは響かないけど助けてくれは響いた。剣心復活!鯨波vs弥彦&剣心。最後は弥彦が説き伏せて勝利。
    ・薫、縁のアジトで目を覚ます。縁の様子から、縁は姉を殺されたトラウマで自分のような若い女性を殺せなかったと気づく。心の傷につけいる作戦で、食事の用意などしてあげる薫。
    ・縁は、自分の率いる武器輸出マフィア軍団を、人誅のために作ったので、それさえ済めばナンバー2だった呉黒星に譲るつもりでいる。斎藤はこのマフィアを捕らえるのが警部補としての使命なので、薫救出は目的ではないがこのアジトを突き止め、潜入予定。

    ■左之助復帰
    ・信州の故郷にふらっと帰った左之助。赤報隊に入ると言って出てきたぶり。父と、妹と弟がいる。故郷の村が維新政府に乗っ取られそうだったところを左之助がぶん殴って救う。父とも仲直りするが、維新政府の人間をボコったのは村とは無関係のよそ者だったってことにして東京へ。俺の帰る場所はここじゃねえ!

    ■黒星戦
    ・みんなで縁のアジトへ。縁と黒星も一枚岩じゃないのでいろいろあって、黒星がまず部下の四人組、四星をつれてしゃしゃり出る。
    ・四星vs左之助、蒼紫、斎藤、弥彦。それぞれ善戦し勝利。はっきり言って敵でないほどみんな強いのだが、みんないろいろ良いこと言います。
    ・黒星は縁に一発殴られて退場。

    ■縁戦
    ・いよいよ。高い!とか速い!とか神経が!とかいろいろあるんだけど、結局、人を殺した罪をどう償うのか、答えは出たのか?!という話。縁は、死んで償えと言う。剣心は、死んで償えるとは到底思えないと言う。生きて、目の前の笑顔をひとつでも守る、取り戻す、それに尽きると。
    ・とちくるった黒星が銃を乱射、つい体が反応して薫を守ってしまった縁。違う、俺が本当に守りたかったのは…と絶句、戦意喪失、捕縛。

    ■エピローグ
    ・縁、剣心たちから渡された巴の日記帳を持って失踪、行方不明。あとで落人群にいるシーン。日記帳を握りしめているから、いずれここから去っていくなと言われる。
    ・恵、故郷の会津で医者をするためお別れ。剣心は奥義の会得で体に無理が来ているからあと数年で奥義は撃てなくなるよ、と言いおく。
    ・蒼紫と操、京都へ戻る。御庭番衆の弔いもしにいく模様。
    ・左之助、信州での一暴れが原因で指名手配。海外へ逃亡するためお別れ。
    ・数年後、剣心と薫には子どもが!弥彦は神谷道場の師範代になっていて、剣名轟く感じになっている。

  • 完結。

    左之助と恵さん結ばれるかと勝手に盛り上がってたけど
    微塵もそんなことはなかった(笑)

    やっぱ左之助好き。一番かっこいい。
    そして剣心と左之の友情ね。

    唯一の 友人 っていうとこ大好き。
    ありがとうございました、るろ剣。

  • 最終巻。長かった闘いもようやく終わり
    剣心と斉藤さんの決着も結局はつかなかった。

    でもお互い昔は敵同士だったのに
    分かりあってるような感じがよかったな。

    みんな道場から旅立って、弥彦も
    だいぶ大人になってかっこよく成長。惚れ惚れするわ!

    剣心と薫なんていつの間にか子どもまでできてるし!
    (剣心懐かれてなくて可哀そうww)
    髪の毛切った姿もかっこいいです。剣心はなんか年をとらないね!

    つらく苦しかった分、たくさん幸せに暮らしてほしいです。

  • 弥彦とても強くなった

  • 漫画は既読の巻のみ登録。
    一気に再読して、あまりに滾ったので自分のブログに感想を書きました。笑

  • ジャンプで連載当時読んでましたが、実写映画のCMを見てると読み返したくなって借りてきました。そして一気読み!面白かったです~♪王道のジャンプマンガって感じが自分はすごく好きですね~

  • 失っても、捨てていなければ、
    いつかまた取り戻せる。


    その言葉が1番胸に響いた。

    取り戻した時には、前と全く同じじゃなくて、形は変わってるかもしれないけど。
    それでもきっと、自分が見放さなければ。


    剣心と薫の恋模様はストレート過ぎて、あまり共感出来なかったのがちょっと残念w

  • 終わりました。最後に向かうにつれ、どんどん仲間感が強くなってきたから、その点に関してはさすがジャンプって感じで好印象。もちろん、経験値が上がるにつれて良い作品のアイデアが浮かぶものと思うけど、作者おまけの欄に、そのストーリーについての反省とか後悔が毎回書かれているのはちょっといかがなものか、と。だったらそっちのバージョンが読みたい、ってなるし。終わらせ方としては、後日談とか最終的な顛末をあやふやなまま、ってパターンもあるけど、自分的にはこれくらい、踏み込んで書いてくれてる方が好き。

  • 小さい時読んであまり理解出来なかったけど、あの頃は剣心に惚れてましたが、大人になって読み返したら凄いハマって蒼紫様に惚れましたvV

    でも剣心の『俺』呼びになった時は今でもドキッとしますね(´ω`*)


    あと幕末の世界観にめっちゃ興味持てた作品でもあります★

    新しい話のも気になるのでコミック出たら買おうかなと思います(*^^*)

  • 週刊誌とか友だちから借りたりとか中途半端に読んでたから今回、ちゃんと読み直した。
    やっぱり志々雄編がピークだったなぁ
    ちょうど自分が中学生くらいの頃で皆読んでて内容、皆知ってたもん。

    でも、その後のストーリーは全くクラスで話題にならなかったわけで、、、改めて読んでみたけど、やっぱり志々雄編よりは劣ってたかなぁ・・・

    後は斎藤一が一番、良い感じで書かれてたな~
    最後、剣心と戦わずに終わったてのは、イイと思った!

  • 拙者が幕末の時代に興味を持つきっかけとなったのがこの作品でござる。しかし、剣心が実在しないキャラだと気付いた時は、ベルバラのオスカルの時と同様、「・・まじでか?!!」と思ったほど・・・青い自分でした。齊藤一や大久保卿等々の実名が登場するものだから、その頃の歴史うっすら時代の自分はすっかり、、ね。そして、この作品以降自分の好みの男性のタイプは「侍」となり、刀に興味を持つこととなるわけで、現在に至るのであります。。

  • 評価は全体通して。
    読み返す度に、好きだな~って思う作品です。

  • よかった!終わり方も好み。
    隠密御庭番衆、斎藤一、比古清十郎…あげればキリがないかっこよさ。
    弥彦の背中に「惡」の一文字。縁は父と会ったことで、未来が、考えが少しでも変わればいいな。

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