- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088738543
感想・レビュー・書評
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ミステリ要素のあるローファンタジー漫画。主人公は女子高生であるが、ヒロインらしさはない。口から食べ物を噴き出したり、ネウロに頭を潰されそうになったりと悲惨である。
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シュールという一言。現在のWJで最も面白い作品なんじゃないかと思う。ネウロと弥子ちゃんのSM漫才に釘付け(笑)最早この二人は公式カップルだ。
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女子高生探偵、事務所を獲得するの巻。
吾代さん、実は推しです。
アヤ・エイジア編は何年経っても忘れられない衝撃がある。
弥子の探偵としての成長が垣間見えるのがよき。
「私は世界でひとりきり」
2024/02/13 -
孤独を選んだ歌姫の話は。 なんとも言えない後味の悪さ。 あとアカネちゃんめっちゃ怖いけどトリートメント嬉しいんだね…、 常に三つ編みしてたら痛みすごそうだもんね… あとあのヤクザの人は完璧に仲間入りした感じ??
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週刊少年ジャンプにて連載されていた大人気漫画「暗殺教室」の作者である松井優征先生の初連載作品「魔人探偵脳噛ネウロ」のコミックス。
普通の女子高生・桂木弥子。
彼女の父親が密室のなかで何者かに殺害された。その巧妙な手口から犯人は未だ見つからず、ただ謎だけが残った。
―――――「謎は嫌いだ」
そう思い、悲しみに暮れる彼女の前に現れた一人の男・脳噛ネウロ。彼の正体は魔人であり、魔界の謎を解き、食い尽くし、地上である人間界の複雑な“究極の謎”を求め、魔界からやってきたという。
彼の食糧は謎から放出するエネルギー。ネウロは弥子の父親の事件をすぐに解決すると、魔人が地上で目立つことは良くないとされているため、ネウロは弥子を探偵として祭り上げ、自身は助手を演じながら謎を解くために「桂木弥子魔界探偵事務所」を立ち上げる。そのまま弥子はネウロとともに探偵として行動し始める。
私が出会った漫画のなかでストーリー構成は秀逸だと思う。
さらに様々な場面に小ネタがあったり、トリッキーで読めば読むほど面白い。
物語全体に多くの複線が張られていて、それが最終巻近くになると一気に分かるし、感動する。
警察と協力して、ネウロたちが探偵として謎を解くのですが、この作品の犯罪者のキャラクターはとても濃くてなかにはなんだか憎めないキャラクターも多く、様々な人間ドラマもあります。
リアリティのあるところといえば、そんなところしか思い浮かばないけれど。笑
犯罪を犯す人間の末路や心理をうまく非現実的に表現している部分はとても良かった。
その表現は醜いけれど、当たり前で人を殺める行為は人の可能性や未来を失くしてしまうことだと強く感じる。
主人公である、ネウロは魔人でありながらもその可能性を信じ、弥子とともに謎を解く。
この作品は魔人であるネウロは悪事を働くことはなく、むしろ人間よりも人間に寄り添っていると言える立派なジャンプヒーローだと私は思う。(ドS要素は含まない)
そして、何といっても、ネウロと弥子の名コンビ。
物語の進行に連れ、ネウロの弱さを補えるほどに弥子が強く成長していくので、お互い欠かせない相棒へとなっていくのがとても良いです。
多分、弥子は普通だったらヒロイン枠なのだけど、大幅に成長する姿はもう主人公です。
主人公のネウロは最初から強いけれど物語の進行に連れてどんどん弱くなるのに対し、ヒロイン(兼主人公)の弥子は物語の進行に連れて心身ともにどんどん強くなる。ジャンプ漫画では珍しいのではないかと思う。
劇中のネウロの解く謎のトリックに関しては現実味や根拠はなく、推理に重きを置いていないことが分かる。けれどこの作品はそれで良い。
松井先生の言うようにあくまでも、単純娯楽漫画なのだから。
全巻通して繋がっている。最後まで読んで初めて作品として完成すると、思えるような素晴らしい作品で大好き。 -
ごだいが出た。
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再読
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再読。探偵事務所からアヤの話。読み返すとこの辺りから話が面白いなー!と思う。DCSでネウロとヤコの「食べる」ことへの共通項が現れて、事務所からヤコが事件に関する人へ関わるようになり。アヤの登場で、人間に興味を持ち始める魔人ネウロ。という流れが今思うと面白いなぁ。