STEEL BALL RUN vol.12―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (12) (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2007年5月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088743622
感想・レビュー・書評
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入手したものは日没までに使い切らなければならない!泉で交換して遺体や大金を手にしたジョニィたち。しかし、この条件をクリアしなければ木の実にされてしまう。追手が迫る中で彼らは達成できるのか?!
最初は譲ってしまえば簡単だなと甘く考えてたけど、そう簡単な話じゃない。取引をすることで初めて使うことになる。使い切ろうとして逆にどんどん稼いでしまうのがコメディチック。何気なく入れてきた「でも断る」もよかったし、「現金がどんどん増えてんじゃねーかよ」と迫真の表情のジャイロも笑ってしまう。
「11人いるッ!」
刺客たちとの銃撃戦もスリリングだった。静と動のコントラストが美しい。倒しても倒しても現れる敵と、迫るシュガー・マウンテンの取引期限。二重にハラハラさせられた。そこであの解決方法は一石二鳥!かと思いきや、最後に使い切らなければならないものがあった!あの決断は苦渋だっただろうね。でも、そこで仲間のために手放せるのが黄金の精神なんだと思う。
一方で、ディオからの情報から追い詰められていくルーシー。新たな追手がいかつい顔してバルーンアートをし始めるのがシュールすぎる。ここでルーシーが飛び込んだ予想外の一手!虎穴に入りこんだルーシーは大統領を逆に追い詰めることができるのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラゴンボール的な?古くは南総里見八犬伝的な?スタンド能力で敵を倒して「遺体」を手に入れて、、、
「金の斧、銀の斧」のこのバージョン怖〜。11人いるっ!追っ手の髪とか髭が英字トーンなところがクール!! -
遺体も手放したのすごい。
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12巻なので基本構造は割愛。
金の斧銀の斧系スタンドの話とマトリックスのパロディみたいなスタンドの話(と解釈したんだが違うかも)。
そこへセルフを含むいろんなパロディを散りばめ、既視感ばかりな印象。
それをジョジョらしい緻密なルールで縛り上げ、納得の展開で乗り切るなら面白いと思えた気もするが、雑なルールで雑に展開したように受け取った。
ご都合的な部分が強く出ている感じで、もっとスマートな別解が山ほどありそう。
違和感しか感じないなの印象だが全巻買ってしまっているので、今後面白くなると信じたい。 -
ジョニーの話もいいけど、非力だからこそルーシの話は盛り上がるな。
シュガーだかなんとかっている、奴は鉄塔に住んでたやつとおんなじ匂いしてたよ。
そして、すいませんの世界ですって誰の逆だっけ? -
「でも断る」「11人いるッ!」は意図的なパロディ?(苦笑)タイムリミットありの、お金を使い切らなければいけない展開はなかなか面白いけれど、もうちょっと膨らましても良かったのでは? 馬に乗っているせいで忘れていたけど、ジョニィ車椅子だった。ラストにて、ジョジョ初のまさかのそちら方面への展開!?
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金の斧銀の斧のハードバージョン?おとぎ話って大抵制約が与えられて、それを破ると…独特の怖さがあるんですよね。とても面白かった。
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「でも断る」
馬でのレースやっててビルの売買やルーレットの話になる漫画ってなかなかないよな…
タトゥーユーかっこいいと不覚にも…あと#48の扉絵ごめん笑うところじゃないのになんかちょっと。
全てを無くした二人がすごく美しいです
「~の世界」口調を真似してるディエゴさんのいやみっぽい感じがとても好き -
飲みかけのワインボトルで乾杯する件は熱い!