- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088811369
作品紹介・あらすじ
コミックスだけの描きおろし漫画15ページ収録!!
ポンコツ悪魔狩り美少女・オルルを撃退したメムメム。
だがさらに後輩悪魔やら先輩のペットやら眼鏡っ娘やら、ありとあらゆるフェティシズムとトラブルが、そのか細いメンタルを揺さぶりにかかる…!! メムメムちゃんに、安息の日は訪れるのか!?
「Fate」シリーズの奈須きのこ氏(TYPEMOON)も熱くおすすめ!!
辛いとき。悲しいとき。ゲームしたい時。
とにかく眠りたい時。お腹いっぱいになって原稿のやる気がゼロになった時。
ようするに現実逃避したい時。そんな時メムメムちゃんが更新されると、ダメな自分でも仕事に戻れるのです。
「よし、オレも頑張ろう。違う、オレは頑張ろう。
このままいくとどうなるか、たった今教えてもらったばかりだからな……。
さすがメムメムちゃん、読むだけで読者の魂のランクを一つあげてくれるぜ……
具体的には読者は何も変わっていないのだけど、そこはまあそれという事で」
実際に去年はそれで何度か締め切りというギロチンを乗り越えました。
もちろん、そんな効能は一部のダメ人間だけのもの。
仕事のない時に読む『悪魔のメムメムちゃん』は胸のすく快作です。
こんなんどうやったら思いつくんだというシチューエーション、
それを十全に生かすキレッキレな台詞回し、魅力いっぱいのキャラクター描写、そして最適化されたメムメムちゃん(三頭身)の愛らしさ。
ページの全てが愛おしく、また楽しい作品です。
感想・レビュー・書評
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上に下にと新キャラを増やしていって、それでも結果的にメムメムが映える展開になっていくのが楽しい。ほんとにユニークで「強度」のある発明だと思う、メムメムって。
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3巻なので基本構造は割愛。
ポンコツ悪魔の頑張らない日常。
頑張らないポンコツという、なかなか酷いメムメムちゃんだけど、あまりにポンコツすぎてみんな優しくなっちゃう・・・から、調子に乗って成長しなく、頑張らない。
人間界に魔界に新キャラを増やしながら、立ち回りへなちょこポンコツコメディ。
またも、新展開で次巻に続いている。
なんとなくいい話風なエピソードもあり。
メムメムちゃんは、こんな状況でもクズであってほしい部分もあったかもしれない。
結果が同じだとしても…や、まぁ次巻種明かしがあるのかもしれないけど。
書き下ろしおまけマンガ付きらしい。
連載時を読んでないので、わたしにとっては全部が初見だけど。 -
「縦セタを着こなしすぎる人妻」=「悪魔」
という謎の関係性が誕生した。 -
メムメムちゃんは、メムメムちゃんなりに頑張っているんだよ、と言えないトコが、このコメディの良い所だ
才能も、将来性も、ほぼ皆無だってのに、自分が勝てる相手には、とことん強気に出るゲスさだけは一人前(一悪魔前?)ってのは、どうなんだろう、と思う反面、彼女にも悪魔らしいトコがあって、妙にホッとしている自分もいたりするから不思議だわ
つくづく、この『悪魔のメムメムちゃん』は、とある小悪魔の努力と成長のストーリーではなく、失敗と自滅の記録なんだなぁ、と感じる(3)
改めて思う事でもないが、ほんと、メムメムちゃんは周囲の人間に恵まれているよな。ある意味、これも才能なのかも知れない
こんだけポンコツだってのに、呆れ、叱り、嘆きながらも、見捨てず見放さない日太や先輩、マジ、良い人と悪魔
そこに感謝の念を覚えられるようになっただけ、そこそこ、メムメムちゃんも成長してきてるのかね?
まぁ、0.00001が0.00002になっても、ちょっと分かり辛いけど
頑張らずに痛い目を見るメムメムちゃんを見れば、大抵の人間は頑張る気になるだろう。それなら、メムメムちゃんにも存在意義が生まれる・・・かな
この(3)では、新たなキャラクターが立て続けに登場している。人間も悪魔も、実に個性豊かで、真面目に四谷先生のキャラクターメーカー能力に唸った
個人的にお気に入りのキャラは、EPISODE#25「メムメムちゃんとランプの魔人」で、メムメムちゃんに召喚されてしまった魔人さん。彼には今後も、ちょいちょい登場してほしい。できりゃ、#19「メムメムちゃんとGの呪い」で登場している、ヒロイン・杏の成長著しい巨乳をネタにからかうのが生きがいの黒野雨と、主従関係になってほしい。メムメムちゃんがした、とある願いが叶えられたなら、彼はランプの中に戻るハズ。そのランプを再び、メムメムちゃんが使おうとするけど、雨の手に渡っちゃうって可能性は0じゃないはずだ。メムメムちゃんなら、間違いなく、やらかす、と期待している
この(3)でお勧めする回は、#24「メムメムちゃんとタケシ」だ。一周回ってる天才ってのは、このタケシのような男を指すのだろうな。まさか、色気が大家さんに匹敵している先輩に魅了されず、しかも、自キャラへの愛を貫くとは。同じ男として、賞賛するしかない。負けん気の強い先輩が、このタケシを虜にしようと努力し、逆に初めての恋に落ちちゃうってパターン、大歓迎
この台詞を引用に選んだのは、腹どころか、魂の奥底から絞り出してるなあ、と感じたので。『あそびあそばせ』(4)で、オリヴィアが発している傲慢な叫びにも負けちゃいない。アニメ化してほしいが、この感じを出すのに、声優さん、凄ぇ苦労するだろうなぁ -
メムメムは基本的にへっぽこなくせに調子に乗ることが部分が多いが、今巻はメムメムの小日向に対する情や信頼を感じさせてくれる魔人の話や描き下ろしのメムメムに対してのせんぱいの優しさが沁みこむ繋がりを感じさせてくれる話が光っていた。あとは、キャラの泣き顔が埋まりつつあるが大家さんが泣く姿もそのうち描くのだろうか?
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早いもので三冊目。
キャラも徐々に増えてきて、いい感じだ。
ホワンホワンメムメムー -
もう3巻だけど未だに、メムメムちゃんは、連載開始時の等身が高いままの方が、絵的に面白かったのじゃないかなと思う。