鬼滅の刃 10 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2018年3月2日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088813554

感想・レビュー・書評

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  • 遊郭編の続き。炭治郎は怒りから驚異的な力を発揮する。しかし、怒りだけで勝てないという現実も描く。既存のバトル漫画では窮地に陥っても精神力で何とかする展開が多かった。その種の昭和の精神論根性論を真っ向から否定する。21世紀の日本で『鬼滅の刃』が大ヒットすることは日本社会が昭和の精神論根性論から抜け出しつつあることを示す。
    炭治郎は上弦の鬼にあと一歩というところに見えた。那田蜘蛛山編ではヒノカミ神楽で覚醒しても下弦の鬼に勝てなかったことを踏まえると、結構早く上弦に鬼に通用するようになったのかという感覚になる。ところが、まだ先があった。展開が奥深い。
    音柱・宇随天元は当初、滅茶苦茶に感じたが、命を大事にする。旧日本軍のような無駄な戦死を否定する。封建的な日本の組織体質に違和感を持っていた。この点も昭和の精神論根性論を否定する精神が脈打っている。
    伊之助は影響を受けやすい性質と説明された。このシーンは第10巻で最も笑ったところである。影響されやすいならば、文明社会で生活したら、服を着て猪の頭も付けないようになるのだろうか。無限列車では我が強いと説明されていた。影響の受けやすさと両立するのだろうか。それとも伊之助の影響受けやすさは『鬼滅の刃』が流行っているから漫画を読み始めるような一般人レベルのものと異なり、天元のような強烈な個性に対して影響を受けやすいということか。
    『鬼滅の刃』は人気絶頂時に連載を終了した。そこから連載終了の理由を話題にする向きがあるが、物語が完結したから終了した。この上なく明確な理由である。むしろ商業的な事情からダラダラ引き延ばす作品の方が問題である。人気のある『鬼滅の刃』連載終了に違和感を抱く人は、業界の悪しき常識に毒されているのではないか。業界の空気を読まない作者は素晴らしい。

  • 遊郭潜入大作戦!
    総力戦!!

    日の呼吸が炭治郎に乗り移る。

  • 宇髄天元さん見た目が怖いお兄さんと思ってたけどめちゃくちゃかっこいい!
    鬼がふたりペアとかずるくない??ずるい!!と思いつつ、読みすすめる。
    すごく良いところで終わった。続きが読みたい。

  • 眠くてぐずってるみたいでうけるねずこ
    全然違うけどもさ
    おやかたさまは進行性の病なのか

  • たんじろうめっちゃ強いじゃん

  • "姉ちゃん 昔…
    小さい子にぶつかって怪我させたガラの悪い大人にさ 謝ってくださいって怒ってさ
    その時は周りに大人が大勢いたから良かったけど 怖かった 俺
    人のために怒る人は 自分の身を顧みない所があるから
    そのせいでいつか 大切なものを失くしてしまいそうだから 怖いよ"

    善逸は寝てるのか寝てないのか半覚醒状態なのか。
    どこかで回想の使い方が上手いって見かけたけどいやほんと上手いな……。
    炭治郎と禰豆子が度々家族の叫びに救われてるのは、意識下の自身がみせる幻なのかあるいは血筋的に何か隠しがあるのか……。
    第85話の扉絵がうまく言えないけど好き。

  • 最近漫画はレンタルで済ますことが多くなったけど、この漫画は別だった。最初はネットの試し読みで読んで、おもしろそうだからレンタルして読んで、好きになりすぎて思わず最新刊だけ今日購入して読みふけってしまった。少年漫画って、どんなにおもしろい漫画でも、バトルシーンが多いと一冊の読み応えが薄くなっちゃう気がしてたけど、そんなことなくて満足。なんでこんなに鬼滅はドハマりしてるのか…!次の巻が早く読みたい。

  • 炭治郎めちゃくちゃ強くなる予感するし禰豆子ちゃん(鬼化が進んだとはいえ)めちゃくちゃ強くなってるね。8巻でせっかく煉獄さんに「鬼殺隊の一員として認める」って言って貰えてたのに宇髄さんには「ぐずり出すような馬鹿ガキ」呼ばわり…禰豆子ちゃん…

  • 禰豆子の覚醒、
    アニメからも何度見てもワクワクするね。

  • 遊郭篇はアニメと遜色なし
    ストーリーに集中できる

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著者プロフィール

1989年5月5日生まれ。福岡県出身。漫画家。

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