血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088815176

感想・レビュー・書評

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  • 「My Life as a Doc」
    HLにあってなお異常と言える程の極めて高度な医療技術を持つが故に、救う対象の選択に一切感情を挟まず、来院すればたとえどんな凶悪犯罪者でも受け入れるブラッドベリ総合病院。
    他の患者に非難されても、どんなに辛くても貫き通すその意思が、クラウスの激情に火を付ける!

    これから大勢を殺す殺人者であっても、来院したら何度でも治療しなければならない。ならば!

    理不尽をねじ伏せ人々を救う行いはいつもの事ながら、「こうと決めたら万難を排して必ず実行する」という姿勢に自分と同じものを感じたのかも知れませんね。

  • 獄中の聖者、その中の咎人 かつてデルドロがリーダーをしていた武闘集団デッドリンクスが、デルドロを脱獄させようと試みる。デルドロとハマーの友情、そしてアリス獄長との絆、もしくはロマンス。
    マイライフアズアドッグ 幻界病棟に逃げ込んだ凶悪犯・機械公。彼の被害者である患者たちは協力して機械公を殺そうとするが、医師としての倫理観を持つルシアナはそれを許さない。ルシアナの苦しみを見たクラウスは、機械公が退院したと同時に機械公を倒す。

  • 世界の秩序は一人の名医に託された!? 超極悪犯がブラッドベリ中央病院に収容された!! 担当医はあのルシアナ・エステヴェス!!
    (2018年)
    --- 目次 ---
    <My Life as a Doc>
    獄中の聖者、その中の咎人
    My Life as a Doc

  • デルドロ&ハマー、2人のバディ感が凄く良いわ… やっぱりハマー好き♡ もっと出てきて欲しいなー。ドクターの想いが凄い… なにをおいても医師である彼女たち、誰にも見せない、見えない部分の気持ちが最後の飲み会なんでしょうねw 感謝、感謝のお借り本。

  • 冗談抜きで、内藤先生の成長が止まらないな
    巻を重ねるごとに化けるのが漫画家として当然の事だが、ここまで、巻どころか回を重ねるごとに、なのは、それこそ、藤田和日郎先生や羽海野チカ先生くらいじゃないだろうか
    一体、どんな怪物がいるんだろう、内藤先生の中には
    しかし、本当に凄いのは、怪物がいる事じゃなく、その怪物を見事に飼い慣らしているトコだろうな
    これほどの支配力は、漫画を描くだけじゃ鍛えられない。きっと、漫画の糧にするために、多くの、漫画に関係ない事をしているんだろう、内藤先生も
    この(5)には、中編が二話、収録されている
    どっちがお勧めなのか、を聞かれたら、正直言って迷う
    どっちも良いですよ、そんな在り来たりな事しか言えないのだが、恐らく、他のファンも同じだろうから、特に自分を恥じなくて済むな
    「獄中の聖者、その中の咎人」は、端的に言うと、ドグ・ハマーの怖さが感じられるエピソード
    極悪人の中の極悪人であるデルドロをパートナーとして受け入れている時点で、頭のネジが飛んでいるのは疑いのない事実だが、よもや、ここまですっ飛んだ男とは思ってもいなかった
    きっと、内藤先生も描いていて仰天したんじゃないだろうか、「え、ここまでしちゃうの!?」と
    秘密結社「ライブラ」には、悪い奴はいない、けど、まともな奴もいない
    全員、どっか壊れちゃっているんだろう。しかし、そこがいい
    「My Life as a Doc」は、Dr.ルシアナ・エステヴェスのファンにはたまらない内容で、ファンの数が増えたんじゃないだろうか
    この『血界戦線』の魅力を支えているのが、クセの強い悪役であるのは間違いない
    そんな、どうしようもない悪党を圧倒的な強さで、文字通りに粉砕してくれるからこそ、ヒーローサイドの活躍に胸が弾む
    全力で命を懸けて戦う理由、それは、女の涙が落ちた、それだけで十分だ、と言うようなイケメンばっかりだが、やはり、クラウスさんの紳士っぷりは一番
    そんなクラウスさんの動きに合わせられる、レオとザップもカッコ良い
    この台詞を引用に選んだのは、もう、どストレートにクラウスさんのカッコ良さが詰まっているので
    カッコイイ、としか形容のしようがない台詞だ
    恋愛感情はない、と思う。ただ、クラウスさんは、自分の職務を、自分の心を殺してまで全うしようとするエステヴェスさんのプロ意識に尊敬の意を示し、その彼女の信義に土足で踏み込むボルドイミンスクの下衆さ加減を許せなかったんだろう
    女を泣かすクズには、鉄拳制裁あるのみ
    些か乱暴かもしれないが、現実にも、こういう気持ちの良い男がいてほしいもんだ

  • 警部補好きだから出番が増えて嬉しい。でも理由w
    そろそろレオの話読みたい〜

  • 未遂www いやあ、こういうギャグの挟み方がほんと絶妙で上手いよなぁ。

  • "「それはありがとう
    でもこれは道義ではありません ただのルールです
    命は救う
    大前提であり かつ我々の存在意義です
    議論の余地はありません」"[p.125]

  • クラウスは紳士でアツい男だな。

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著者プロフィール

内藤 泰弘(ないとう やすひろ、ローマ字表記:Yasuhiro Nightow、1967年4月8日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。法政大学社会学部卒業。トイトライブ主催の一人。代表作に『トライガン』など。
幼いころより漫画に触れ、絵を描いていた。学生時代は同人活動も行っていた。大学卒業後、住宅会社で営業を3年あまり経験した後、専業作家となる。1994年3月、集英社『スーパージャンプ』に掲載された「CALL XXXX」でデビュー。徳間書店『ファミリーコンピュータMagazine』でゲーム『サムライスピリッツ』の漫画化作品を連載。1995年から『トライガン』を徳間書店『少年キャプテン』で連載開始。同作品は1997年1月の『キャプテン』の廃刊によって中断したものの、同年10月に掲載誌を少年画報社『ヤングキングアワーズ』に移し、『トライガン・マキシマム』として連載を再開。2007年に10年に及ぶ連載を終結した。2009年には『トライガン・マキシマム』で星雲賞を受賞。

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