アクタージュ act-age 7 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
4.30
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本棚登録 : 912
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088818788

作品紹介・あらすじ

舞台初日公演から数日後、巌の告別式に参列していた夜凪は芸能プロデューサーを名乗る男・天知心一に声をかけられる。不敵な笑みを浮かべながら良い話を持ってきたと言う彼は翌週発売の週刊誌に掲載されるとある記事を夜凪に渡し――。

感想・レビュー・書評

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  • 『銀河鉄道の夜』の大成功を受け、
    一躍注目の女優となった夜凪に墨字が課したのは
    「普通」の高校生としての生活をすること…。
    インターミッションにあたる巻なのでしょうが、
    感情・感覚のカタマリである夜凪にとって、
    演技のベースである「自分」の定義の不足は、
    考えてみれば今後の活動への大きなウィークポイント。
    この段階で日常を見つめ直すことの意義は大きいですね。
    次なる展開への大きな下敷きになるエピソード
    だったと思います。今後にさらに期待です。
    「フツー」を連発するひな…いいキャラクターでしたw。

  • 夜凪ちゃんに近づいてきたプロデューサーの天地心一さん。この人は今後も折りに触れ夜凪ちゃんに絡んできそうですね。何を企んでいるか分からない人物の登場は物語のアクセントになって良いです。高校でのエピソードが描かれますが、映像研究部の吉岡新太、朝陽ひな、花井遼馬と関わって夜凪ちゃんは役者でない普通の女子高生という自分を見つけていきます。喧嘩してぶつかって仲間になっていくのは少年漫画らしくて良いです。

  • そっか、映画研か。ガラスの仮面なら、一人舞台なんだけど、時代はかわったなー

  • 暗躍と日常の対比。いいね。

  • 女子高生のこの時も好きだ。

  • 完全に演技中心の生活になっていた景ちゃんが、自分の違う可能性を知れたのは大きいだろうな。心を支えるためには居場所がたくさんあった方がいいって言うからね。
    花井くんと朝陽さんが意外といい子たちで良かった!
    そしてアキラくん報われてほしいなぁ。

  • インターミッション的な小話なのだが、短くきちんとしたまとまりがある話で面白かった。短編映画を作る話であるのと同様に、短編映画のような面白みがある。舞台編が面白すぎて、これからどうなるのかと思ってはいた。しかし今回の巻を読んで思ったのは、とにかく夜凪景というキャラクターが魅力的であり、彼女がいる限り、この「芝居」というのか、「作品」は面白くあり続けるのだろうということ。

    アキラのアホの子っぷりにますます磨きがかかっているのも何より。次巻からは早くもオールスターバトルロイヤルが始まるようで、これもまた楽しみ。

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著者プロフィール

宇佐崎しろ(うさざき しろ)
1997年生まれの漫画家。Twitterを中心に活動するなか、マツキタツヤと相互フォローの関係に。マツキが『週刊少年ジャンプ』の原作志望者を対象にした新人漫画賞「ストキンPro」準キングを受賞した際、受賞作「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」作画者に宇佐崎を指名したことから、漫画家の道が開けた。同読切でデビュー。そして2018年からマツキと組んで連載開始した『アクタージュ act-age』で大きな評価を得る。同作は「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門5位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」3位を獲得しており、今後の更なる飛躍が確実視される。趣味・特技は万年筆集め。

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