- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088824246
作品紹介・あらすじ
夜明けまで一時間以上を残し、無惨の猛攻は一層激しさを増す。残る柱全員で食らいつく鬼殺隊だが、その刃を届かせることはできるのか!? そして、無惨の一撃に倒れた炭治郎は…。各々が死力を尽くし、戦いは極限へ…!!
感想・レビュー・書評
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23巻で終わらせる為の22巻。
無惨との戦いに終始する巻だが、急に落とし所を探したために、無惨の真意や背景、他者との関係や葛藤が端折られている。本当はもう10巻くらい引っ張ってくれたらいいのにな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「さあ、お前の大嫌いな死がすぐ其処まで来たぞ」(第196話)
最終決戦時の主人公の技量が、
出来る→使いこなす→極める
↑
この辺
という稀有な感じのバトル漫画。おばみつです。
手に汗握り続ける最終決戦。いよいよのクライマックス。 -
大正ファンタジー活劇冒険譚!
無惨との闘いは最高潮に。
伊之助、善逸、カナヲも参戦するが、無惨の攻撃は激しさを増す。
だが、珠世としのぶの作戦の効力が無惨を追い詰める。
そして炭治郎が復活、禰豆子も人間に・・・夜明けまで35分!
それでも俺は、今自分にできることを精一杯やる。
心を燃やせ!負けるな!!折れるな!!!
188話~第196話を収録。
ここで小芭内の背負う業の深さと想いが明らかに!
更に伊之助、善逸、カナヲも参戦。
柱たちは刀身を赫く染め、透明な世界を垣間見るが、
無惨の攻撃は激しさを増す。
だが、鬼滅の想いは繋がっている。珠世としのぶの薬が効力を発揮。
隠たちも、猫の茶々丸までもサポート。
そして、記憶の遺伝で日の呼吸と耳飾りの継承を知った
炭治郎が復活し、小芭内と連携して、無惨を足止めする。
繋がりと導きが無惨を追い詰めるの巻。
柱は誰も切ない過去を背負っています。
小芭内の過去も陰惨を極めるものでした。これでズキュンと
きたうえに「お前は人のことばかり・・・」と愚痴っていた彼が、
「炭治郎、感謝する」と言った瞬間、魅力激高です(^^♪
鬼滅の想いの繋がり・・・伊之助、善逸、カナヲの参戦。隠たち。
猫の茶々丸と蛇の鏑丸までも無惨を追い詰めるのに、活躍!
珠世としのぶの繋がりが無惨を弱体化させる。
そして過去の導き。
炭吉から始まった縁壱の技と耳飾りの継承が、炭治郎を導く。
戦国&大正コソコソ話と各話の合間の情報も、
物語を楽しむうえでの、導きだなぁと、しみじみ。
そして禰豆子は人間に戻るまでに脳裏に蘇った数々の事。
無惨の「太陽を克服する鬼など・・・」の言葉が影響を与えたから、
今までの彼女の行動があったのかと、考えてしまいました。 -
読了
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鬼だろうと死からは逃れられない。
そして人のつながりに勝てるものはない。
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無惨との戦闘が大半。
勝てそうにも無い…
戦闘シーンは見づらいので、先を急いで読んでしまう初見時はよくわかってなかった、こんなにかばいあいながら闘ってたんだ…
伊之助。ここへ来て初めてわかった!
伊之助って癒し系だったのね!
「俺も赫くするのやりたい!」っていつもと変わらない伊之助にめっちゃ癒された。
最後に出てくる禰 -
前巻から続く鬼舞辻無惨との限界を超えた死戦。まさかこの巻を丸々掛けても終わらないとは思わなかったよ……
無惨はただ腕や管を滅茶苦茶に振り回しているようにしか見えないのに柱達は有効打を与えられないというのは何とも絶望的な戦いだ
そんな中で語られる伊黒出生の秘密。この作品は短いページ数に濃密な物語を詰め込んで来るのだから油断がならない
これまでは蛇好きな根暗にしか見えなかった彼にあのような過去が有るだなんて予想もしていなかったよ…
生きたいという強烈な願望、生き延びたことで失った命、業を雪ぐが如く鬼に向けた刃、そこからの純愛。たった10ページ程に彼の人生全てが詰まっているかのような感情の激流には眼を見張るばかり
柱が命を賭し、それを無惨があっさり上回り。そんな死闘だったからこそ、そこにカナヲ達が参戦するとは思わなかった
カナヲ達が持ち込んだ姿隠しの術に赫刀。それによって流れが変わると想いきや、自身が不利に回ることを許さない無惨の強さが反則級ですよ……
全ての希望が絶たれたかのような展開。そこに現れた炭治郎が限界を超えて日の呼吸を使う展開は熱いを通り越して感動すらしてしまう
勿論、それだけで無惨を倒せてしまったら納得感なんて無いんだけど、ここに来て死力を振り絞った皆の覚悟が結実するかのようにじわじわと致死の毒が効いてくる展開は非常に好み
たった一人だけの力で勝つのではなく、皆の協力があって初めて勝利に結びつく。ここに来てジャンプの三要素を満たすかのような展開はクライマックスに相応しいね
決戦の地に近づきつつ有る禰豆子。人であった時の記憶を完全に思い出した彼女は炭治郎たちに何を齎すことになるのだろうか?