憂国のモリアーティ 13 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
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本棚登録 : 907
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088824826

作品紹介・あらすじ

緋色に染まった両手の血を拭い去ることは出来ない──
「犯罪卿の正体はウィリアム・ジェームズ・モリアーティ」──シャーロックによるミルヴァートン殺害を引き金に、大英帝国中を揺るがす衝撃の報道が駆け巡る。市民と貴族、その両者から忌み嫌われながらも、ウィリアムは自らの“計画"に基づき、特権階級の人間を粛清し始める。全ての罪を一人背負うウィリアムに対し、ルイスたちは…!?

感想・レビュー・書評

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  • ウィリアムが背負う苦悩。切なすぎる。

  • 表紙はボンド……。
    アイリーンから生まれ変わって2回目の表紙……役得。

    計画が最終段階に入って、リストの人物を次々に殺すウィリアム。
    そして最後は、ロンドンに火を放つ?
    え、まさかロンドン大火もプランなのか?

    と、思ったけど、時代が違うか。

  • 平民を人間だと思っていない貴族たちを罰する規則はないからこそ、この国を変えるためには貴族たちを抹殺するしかない。

    このような革命が起きないと国は変わらないというのが、そもそもおかしい。

    自分から罪を被って貴族を殺しても恨まれるだけだという、ウィリアムの報われない行い。不憫すぎる…。

  • いよいよ「最後の事件」に突入。

    ミルヴァートンはホームズに殺されたが、ミルヴァートンは自分の死と同時に犯罪卿=ウィリアム・モリアーティであることが暴露されるよう手配を整えていたため、ウィリアムは犯罪者として追われることになる。もちろんそれもウィリアムの計画のうち。彼は次々と貴族を予告殺害、民衆の憎悪を一身に向けさせるように行動し…。

  • ウィルー!!!!
    どんどん目に光がなくなっていくよ…
    必要悪だと割り切ってやってんのかと思ってた
    ホームズがうまいこと心も救ってくれたらいいな

  • いよいよ最後の事件へと向かい物語も佳境へ。ウィリアムが犯罪卿だと報じられ、世間は一気にモリアーティへのバッシングを始める。
    オチとして多分そのつもりだとは思っていたけど、ウィリアムは一人で罪を被って死ぬ気の様子。この悪意を集めて散るって筋書きはコードギアスみたいだな。ただその一方で仲間内でそれの是非が分かれることに。ウィルの意志を尊重しようとするのは割と大人勢で、フレッドとルイスはこれを容認できない。個人的にはアルバート兄さんがどう思っているのかが気になった。シャーロックの方もウィルの思惑に気付いたようだし、どう決着をつけるのか気になる。

  •  読了。
     最後の事件が始まった。そしてウィリアムが貴族を殺しまくっている。救われて欲しいけどなぁ。
    (210814)

  • 『最後の事件』。いよいよリアムの「犯罪による革命」が開幕する。しかしそれは、彼自身の死をもって決着しようという計画であった…殺させたくない者達が、敵味方の枠を超えて動き始める。ホームズとワトソンが改めて互いの友情を確認しあうシーン、相当胸熱でありますな。どうしてもリアムが自らの死をもって解決しようとしていることに納得できないフレッドと、モリアーティ一味それぞれの意見。立場で描き分けるの結構大変そうだけど、各々が理に適っていて、きちんとキャラのあり方ができている点、安心してライヘンバッハへ向かえますね。

  • ハラハラドキドキ。

  • ウィリアム…
    罪悪感に溺れそうだったんだね、いつも冷静で分からんかったよ。
    ホームズが動き出して、次巻。

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