アド・アストラ 13 ―スキピオとハンニバル― (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088908847

感想・レビュー・書評

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  • 1〜13巻

  • 一気に読むことを是非お勧めします。
    主に天才軍略家(?)のお話なのですがヒストリエとか好きなら多分はまります。

  • 史実を知るゆえ、どうなるかはわかっているのに、どう描かれるかにワクワクを抑えきれない最終巻。いよいよザマの決戦。カルタゴの参謀シレノスが、開戦前のハンニバルのスピーチに、戦いは決して数では決まらない、それを証明したハンニバル殿が数を拠り所にすることになるとは…と危惧した通り、戦象の突入作戦をスキピオに読み切られ、騎兵を戦場から引き離す策も見抜かれ、見事にお株を奪われた包囲殲滅作戦を喰らってしまう、と。窮地に追い込まれ、最後に戦陣に散ろうとするハンニバルを、シレノスが、あなたが天才的な戦略で勝ち続けてきたゆえに気づかなかった対応策があります、降伏してその首を差し出すことです、という進言。その成否は、スキピオによる厳しい条件が付されたものの、了承され、首も取られることはなかった、と。ローマに凱旋したスキピオの栄光も長くは続かず。カルタゴに戻り内政に力を注ぎ、国力を大回復させたのに、国を追われたハンニバル共々、苦いを思いを噛み締めて、死に至った点まできっちりと描かれていて感銘を受けた。

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