ゴールデンカムイ 27 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1530
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088920740

作品紹介・あらすじ

「アシリパ確保!! 全員で死守だ」刺青暗号は全て出揃い、鍵は第七師団へと渡ってしまった。取り戻すべく突進する杉元は、海賊房太郎と激突、どちらかが死ななければ収まらない!? 死闘が始まる!! 鶴見を追う土方一味、ソフィア率いるパルチザン。刺青争奪戦はアシリパ奪還戦へ!!! 金塊目指して狂った犬の様に走れっ!!!! 始まりの謎が明かされるタイトルコールな第27巻!!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • とても読み応えのある1巻だった。
    グーッと引き込まれて一気読み。

    ウイルクと鶴見。
    真相が少しずつ明らかになった。
    鶴見中尉のなんとも言えない悲しさと怒りが伝わってくるお話でした。

  • 薄野消防団に扮する鶴見中尉達の手中となってしまったアシリパさんを救い出すためにサッポロビールの宣伝販売車で白石、房太郎と共に追跡することから始まる本編。
    ソフィア率いるロシア人達や尾形、尾形を追う頭巾ちゃん、土方歳三達…カオス。
    そのカオスの中で失われる命。彼だけの思いを受け止める白石がたまらないんですよ。
    そして、巻末に向けて、鶴見中尉が語るアチャの真実。あくまで鶴見中尉視点ですが、ソフィアも頷いているのは、そうゆうこと?
    残酷過ぎない?
    アシリパさん、どんな答えを出すの?で続きます。
    最初、憎いと思ってた相手が死んでほしくないという対象になっていく過程に戸惑います。
    でも、それがリアルに感じてしまう構成なんですね。

  • タイトル回収巻
    ウイルクの皮を被った鶴見中尉がめっちゃ恐かった
    海賊も死んだけどそれどころではない感じ

  • 会社の人から聞いて気になっていたのでプライムビデオでたまたま見つけて視聴し始めたら原作気になりすぎて原作を一気読み。あとはこの最終巻が待ちきれない。→今気づいたがこれまだ最終巻じゃないらしい笑
    私は北海道生まれなのにアイヌの事何も知らない。子供の頃にもほとんど学ばなかった。本来なら同じ場所に生活する他民族に対して学ぶ機会が得られるべきなのに。作者は相当調べぬいて描きあげていると思われる描写がちりばめられていてもっと知りたいと思わせる。帰省したときには是非資料館などに足をはこびたい。ゴールデンカムイ感謝。

    ネットで無料公開していたのがきっかけ

  • ソフィアと鶴見の過去が点と点から線になり、ウィルクの過去を浮き彫りにする。鶴見は鯉登と月島が疑念をもっているのは当然承知しているだろうから、教会に来てこっそり聞いているのも計算のうちだと思う。そこで自然に彼らの疑念を晴らすストーリーを語れば、疑ってた罪悪感も加わってより自分に傾倒してくれるってか。鶴見怖っ。そしてタイトルコールも鶴見。もう主人公なんじゃ…

  • 鶴見中尉のブレない志に痺れる。
    部下のハート鷲掴み。

  • 鶴見中尉の言い分も分かる....
    そんな時点で私も鶴見中尉の捨て駒に過ぎないのかも知れない。

  • そうそう、ビール工場でアシリパさんが鶴見たちにつかまって終わりだったんだね。前の巻の終わりって門倉が奇跡的に助かって、酔っ払いのおっさんが寝てる図みたいなのになったとこだったから一瞬忘れかけた。

    第七師団vs白石・杉元・房太郎の攻防戦から始まりました。房太郎・・・涙
    ・・・というほど思い入れのあるキャラではなかったのですが、この人は白石のことをめっちゃ好きなんだろうな。白石を守って自分が撃たれるぐらい。。。自分の夢(野望?)を託せるぐらい。そう思うとちょっと切ない。

    後半はソフィアとアシリパと鶴見の3人で、アシリパの父ウィルクの真相について話される時がきました。
    正直この辺の話、もう少し復習が必要で、どんな話か分からなくなってきました。
    鶴見の話から、作品タイトル「ゴールデンカムイ」が回収されました。鶴見の、「黄金に宿るカムイによって愛する者たちがみんな殺される。だから金塊を放棄しろ」って。。。
    話の持っていき方がうますぎる。さすが人たらし・・・と思ってしまいますが。で、アシリパもその秘密、喋ってしまって大丈夫???
    ただ、鶴見の北海道をどう扱うかの話は、かなり先見の明があったと思える話。
    そして第二次世界大戦前ぐらいには日本は傀儡の満州国と言うのを作りますが、この作品に出てきたように、戦友たちが眠る土地を日本のものにしたいという思いは、当時の軍人さんたちもそう思っていたかもしれませんね。

    一方、鶴見の側近、月島や鯉登との間に不協和音が出てきたっぽい。こっちもさり気に気になります。

  • タイトル回収!

    最終回も近いんでしょうか…?
    って、まだまだそんなことないか。

    アシリパさん、子供なのにこんな辛い目に遭って可哀想なんだけど。
    鶴見中尉、これ、本当の話なの?
    今までの様に、アシリパさんに白状させるための作り話なのでは?

    尾形がどうなってるのか気になるけど、次巻を楽しみにしています。

  • ついこの間まで行われていたヤンジャンアプリの全話解放で読んでいた部分ではあるけれど、アオリがない&コメントがない&加筆修正で やや受け取る雰囲気は変わる。
    よりシリアスさを感じる気がする。

    個人的には、加筆修正で消えた本誌の白石の房太郎の名前言い間違いは好きだった(というと語弊があるかもしれないけど、素直に笑ってしまった)から少し残念。
    名前を覚えない、不謹慎とかそういう風には私はとらえておらず、動揺してとか頭が回らずとか口が滑ってとか、そういうミスすら許せるものが白石にはある、と思っていた。
    でも房太郎ファンからしたら見過ごせないかも、とは思うので良い対応だったと思うことにする。

    となると、やはり本誌とコミックス両方で読むのが一番良く思えてきた。今更ですが…。
    無料開放終了後もきちんと追いかけています。最終回までリアルタイムで見るつもりです。

    アオリでお気に入りだったのは、慣性の法則ー☆みたいなやつ。

    伏線もストーリーも鮮やかで、平行して大人数が動く様子をよくまとめられているなと思いますし、疾走感とシリアスとユーモアとあたたかさ…と様々な要素が絡み合いつつ絶妙なバランスで保たれていて 週刊連載のレヴェルじゃねぇぞ…なハイクオリティで大感謝です。

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