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Amazon.co.jp ・マンガ (234ページ) / ISBN・EAN: 9784088927473
作品紹介・あらすじ
桓騎軍、運命の奇襲は──!!?
紀元前233年 秦趙宜安決戦
邯鄲攻略を目指し、趙国深部・宜安にまで兵を進めた秦軍。
しかし、その進路を読み切った李牧の策略により、秦軍は壊滅的な打撃を被ってしまう。
追い詰められた桓騎本陣は、“最後の博打”として、趙軍への決死の奇襲を仕掛け、総大将・李牧と肉迫する…!!
みんなの感想まとめ
物語は、桓騎軍の運命を賭けた決死の奇襲と、それに伴う深い人間ドラマを描いています。桓騎の過去や彼が「首斬り桓騎」と呼ばれる理由、そして彼の家族への思いが明らかになることで、キャラクターの奥深さが際立ち...
感想・レビュー・書評
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『キングダム 69巻』を読んだ。この巻は、桓騎という男の「生」と「死」、そして彼の中に燃え続けた“怒りの正体”を描いた壮絶な物語だった。
宜安戦の最終局面。李牧の包囲が完成し、桓騎軍はもはや絶望的な状況に陥っていた。味方は散り、黒桜や厘玉、ゼノウらも限界を迎える。それでも桓騎は、最後まで敵の首を狙う姿勢を崩さない。冷酷で、傲慢で、誰よりも人間を見下していたはずの男が、最後の瞬間まで背を向けずに戦い続ける。その姿に、思わず胸が熱くなった。
この巻で特に印象的なのは、桓騎の過去が初めて明かされる場面だ。飢えと暴力の中で生きた幼少期、砂鬼一家の子どもとして虐げられ、捨てられ、奪われてきた少年。彼にとって「奪う」ことは、生きるための唯一の手段だった。桓騎が残酷な将軍となった理由は、ただの快楽でも狂気でもなく、「奪われる側で終わりたくない」という強烈な意志の表れだったのだとわかる。その背景を知ったとき、彼の“悪”は一種の純粋さとして浮かび上がる。李牧に対して語る「中間の人間が一番悪だ」という言葉は、まるで現代社会への皮肉のようでもあり、戦国の理不尽を超えた哲学を感じさせた。
戦場では、桓騎軍の絆がまた深く描かれている。部下たちは命を賭けて桓騎を守ろうとし、「お頭と一緒に死ねるなら本望だ」と笑う。彼が作り上げたのは、恐怖による支配ではなく、奇妙な信頼関係だった。
誰もが破滅を知りながら、桓騎の背中を追い続ける。そこにあるのは忠義ではなく、“同じ地獄を見た者たちの共感”だった。
最期の対話で、李牧は降伏を促すが、桓騎は笑って拒む。「そんなダセェことするわけねぇだろ」と、いつもの調子で言い放つ。その姿は、狂気ではなく、むしろ清々しいほどの自由だった。奪われ続けた過去を抱えながら、奪う者として生き、最後には誰の支配も受けないまま死ぬ。それが桓騎という人間の本質だったのだと思う。
そして戦後、咸陽に届く報せ。桓騎の死を知った信たちは沈黙し、それぞれの心に彼の姿を刻む。敵であり味方であり、誰にも真似できない存在。桓騎の生き様は、戦の勝敗を超えて“人間の生き方”そのものを問うものだった。
『キングダム 69巻』は、ただの戦記ではない。それは、怒り・誇り・自由を描いた人間の物語だ。読むほどに胸が苦しく、そして静かな尊敬の念が湧いてくる。桓騎が去ったあとに残ったのは、敗北ではなく、「自分の信念を貫いた男の生き様」だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キングダム、快調です。毎号感想を書こうと思っていても書けません。
どこまで頑張れるのの蚊、原さん、がんばって!
アホブログに感想書いてます。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202312080000/ -
感想
桓騎、最後はええ話で終わる!
あらすじ
オギコ最後に良い働きをして飛信隊に離脱を命令する。那貴一家は桓騎を残していけないと戦場に残る。
桓騎は一家を家族と思い過ごしていたのだった。桓騎は最後まで李牧に肉薄するが、討たれる。
飛信隊と楽華隊は命からがら閼与に戻る。
マロンは桓騎軍の残党を率いて、傭兵団をやるという。砂鬼一家は故郷へ帰る。
信は騰と韓の王都に韓非子を迎えに使節団として出向く。信は韓非子に人の本質を問われる。 -
桓騎いい…しんどい…。
オギコと摩論はこれからも出てくるんだろうか。
しかしオギコの伝言能力の高さすごいねwww -
蓁趙宜安決戦、蓁軍の敗北によって終わる。
桓騎の過去、何故、首斬り桓騎と呼ばれる様になったか、桓騎一家を作ったかが明かされる。
まだまだ桓騎に関しては謎が多い所もあるが、その討たれ方は己の志を曲げずに見事だった。
蓁軍は趙北部より撤退し、物語は韓の韓非子を蓁へ迎える交渉へと動く。 -
桓騎編が終わった。
初め、血生臭さすぎて好きになれなかった桓騎だが、その生き様を知り少し親しみも…
クセの強すぎる部下をここまでまとめて「見事!」な最後でした。
騰が久しぶりに登場!
また次巻からの展開が楽しみ。
…ただ、中国の統一までは長い……。 -
やっと戦争が終わり,殺戮シーンのオンパレードがひと段落。67巻から一気に3冊読んだら気持ち悪くなった。
でも、砂鬼一家も幸せになれたらいいなぁ。
しかし、中国人ってあんなに殺されても殺されてもまだいる…。始皇帝の時に、何億万人いたんだろ。 -
2023 8/1 読了
李牧が大嫌いになってしまった。。。
かんきの過去やなにを思っていたのか、かんき一家とはかれにとってどんな場所であったのか? それを記された69巻は読んでいて本当に辛かったです。
かんきを倒した李牧のことが大嫌いになってしまいました。。。
かんきが倒したかったであろうしいたげる者の権化とも言える存在が李牧の国の王であるのがまた、なんとも言えない皮肉だな、と。
李牧は信たちの味方になって、それこそあの悪趣味な王やその取り巻きたちを倒す方がよっぽど李牧が守りたいもののためになると思うのですが。。。
そして、信ときょうかい、てんの三角関係も切ない。
信ときょうかいは今回の戦いでお互いへの愛おしさが深まった気がするし。
そして、この巻のラストにて始まって新たなる章もどうなるのか楽しみです! -
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想像を超えていいキャラクタに仕上がってたな、桓齮。
肥下の戦いで敗北することはWikipediaでネタバレしてたけど、ここまでいい感じでまとまるとは思ってもみなかった。 -
泣いた…
軍に入る時のエピソード好き。 -
2023/07/20 1
2023/11/30 2
2024/02/18 3
2024/05/19 4 -
かんきーーーーー泣いた
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読みごたえのある一冊でした。
執念のぶつかり合い、真剣勝負に引き込まれました。 -
桓騎の人生に涙涙。次巻が出るまでに韓非子を読んでおきたい。
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こんなのずるいよ(泣)
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桓騎の死は、王騎の死と同じくらい印象に残った。
歴史的記録は少ないのに、
よくあそこまで肉付けして
物語を作り上げたよなあ。圧巻。
ただ読み返すのはつらい。
酷いシーンも多かったから。
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