今日も明日も ごきげんカレー: カレー粉だけで、すぐカレーじっくりカレー、自家製ルーもつくりおき、全66レシピ (LADY BIRD 小学館実用シリーズ)

著者 : 山脇りこ

• 小学館 (2016年6月24日発売)

作品紹介・あらすじ

もたれないから、毎日食べたい家カレー！

世界中のあらゆるカレーを愛してやまない、カレーというだけで気分が上がる、私たち日本人。

山脇りこのつくるカレーは、味も見た目も「ごきげん！」
撮影中にみんなを包んだ、その気分がタイトルになりました。

凝ったスパイスではなく、使うのはカレー粉だけ。
旬の食材からおいしさを引き出し、野菜のうまみたっぷり。
スパイスが目立ちすぎずあきない。
小麦粉もオイルも控えめで、もたれない。

だから毎日食べられる、食べたくなる、絶品のおうちカレー。

●全66レシピの内容は、

「うちのヒットカレー」
山脇家でくり返しつくられる、人気のカレー。リコズキッチンのカレー教室でも大評判！

「すぐカレー」
所要時間30分以内。もたれず毎日食べられる3つの秘密があります。

「ルーをつくろう！」
ヘルシーな自家製ルーはつくりおきOK。黄色いルーと赤いルーで、調理時間も短縮。

「じっくりカレー」
うまみやコクを出すためにひと手間かける、煮込みカレーとスープカレー。それぞれのおきてとともに、レシピ展開。

「世界をめぐる～カレー味のおかず」「薬味」「付け合わせ」「ごはんのバリエーション」

ご堪能ください！

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の料理教室「リコズキッチン」、運良く行くことができた、2015年秋の回は、「カレー」。
目の前でささっとつくってくれる「すぐカレー」、寝かせておいて説明と仕上げをレッスンした「寝かせカレー」、冷凍保存も可能な自家製ルーなど、
あっという間にカレーが4品できあがり！
（前菜に付け合わせやサラダにデザートまでもあるのですが）

もう、堪能しました。

4つのカレーはどれもタイプが違って、たくさん食べているのに、もたれない、あきない。
調理時間にも、味にも、見た目にも、驚きました。
「カレーでおもてなし？ できるもんなんだ・・・」

「この教室のために試作をかなりしたから、本1冊できる！」と著者が言うので、じゃあ、つくりましょう！ はい、ということに。
そうして、この本がスムーズにできあがったのでした。

カレー関係を手がけるのは初めてですが、カレー大好き。
スパイスも、カレー本も、家にはいろいろありますが、いつも「カレー粉投入」にアレンジしてしまう。
だからこの本の、「カレー粉だけ」「水を入れない」はツボにはまりまくりでした。

撮影のときは、またいちだんとレベルアップされ、感動の連続。
とにかく、「おしゃれ」なんです。
カレーという概念がくつがえされるような、楽しい日々でした。

そんなスタッフの感動を、この本から伝えたい、漂わせたい・・・、と思いながらつくりました。
ごきげんカレーをリアルにつくって、食べて味わって、さらにカレー好きになってくださいませ！

PS.私の生涯最高カレーは、16年前スリランカで食べたビーフカレー。
グリーンペッパーがフレッシュで、マンゴーチャツネもフレッシュで、ビーフは迫力があり、ライスはさらっとしてて、絶品でした。
3年前に二度目の旅をしたときは、そのレベルのものには出合えず。時代なのか、場所なのか・・・。
（本書とは全く関係ございません。失礼いたしました）

著者プロフィール

■山脇 りこ（ヤマワキ リコ）
研究家。
1989年にはじめて台北を旅し、その後台湾に魅了され、台湾中で食べ歩き、市場を回り、台湾人のママたちに家庭料理を習うようになる。
著書『明日から、料理上手』（小学館）が台湾で翻訳出版されたのをきっかけに、台湾でも料理教室を開催し、日台の食をつなぐ仕事にも携わっている。
台湾愛がつまった初のガイドブック『食べて笑って歩いて好きになる 大人のごほうび台湾』（ぴあ）や『台湾オニギリ』（主婦の友社）も好評。
東京・代官山で料理教室「リコズキッチン」主宰。テレビ、ラジオ、雑誌などでも活躍中。
『昆布レシピ95』（JTBパブリッシング/グルマン世界料理本大賞2014グランプリ受賞）ほか、著書多数。

「2020年 『台湾スープ』 で使われていた紹介文から引用しています。」