最高のクラスのつくり方 (教育技術MOOK)

  • 小学館
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091058546

作品紹介・あらすじ

子どもたちにとっての最高のクラスとは?

全国の子どもたちや先生のために、実在するクラスの子どもたちが自分たちの経験をもとに考えた「最高のクラスをつくるための説明書」がステキな絵本になりました。子どもたちでしか語れない台詞がいっぱいです。教材として、ぜひ授業でも使ってみてはいかがでしょうか。
編集部に届いた、読者からの声がご紹介します。
●この本を読んで、子どもたちを信じることの大切さを改めて実感しました。(7年目の教師)
●子どもの力を信じたい先生、教師の役割や立ち位置に悩む先生に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。必ず何かのヒントを得られると思います。(ベテラン教師)
●子どもたちがこんなに生き生きと、主体的に何かに取り組む姿に感動しました。ぜひ、うちの子どもにも読ませたい。(保護者)


【編集担当からのおすすめ情報】
4月15日発売の「小四教育技術」5/6月号に、本書の著者・岩瀬直樹先生による、道徳“クラス目標をつくろう”授業実践レポートが掲載されています。

感想・レビュー・書評

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  • こういう子どもたちの所属感あふれるクラスを作っていきたいなと思った。
    真の意味で対等で分かり合えているからこその信頼関係だなと感じた。
    任せる、待つ、信じ抜く。このポイントを大切に少しでも自分と子どもたちの理想のクラスを創っていきたい。

  • なにをするか、ではなく、子どもたちが楽しく充実した日々を過ごせるかどうか。
    それが全てで、教員のすべきことは子どもたちによって違う。
    見守るなかで、手助けが必要なときを正確に見極められる素敵な先生だからこそ成り立ったのだろうなあ、と。

    これを読んで、志高く、学級経営をがんばれる先生が増えたら素敵だなあと。

  • ”さらっと10分で読めた。それでも、普遍的な価値がある内容。読んでよかった。
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    T:
    P:
    O:
    ---
    <読書メモ>”

  • 子供達が中心に書いた、子供でも読める学級経営本。なんとも珍しい、、、 岩瀬先生の実践が、サラッと短時間で理解できて良い。この実践を教師がするならば、教室に置いておいて子供達自身に読ませるのもいいと思う。逆にこういった実践をしないクラスに置くと、子供は「お話の中のクラスだな。」と冷めた目で見ることになるであろう。

  • どんなに読書意欲が低くても一気に読める。というか見ることができる。でも内容は濃い。教室に置いておいて、子どもたちに見せても効果的。

  • 41ページにエッセンスがぎっしり。信頼ベースのクラス作りをするなら読み倒したい本です。

  • この本との出会いが今の私を作っている。この本をどこで見つけたのか覚えていないが、こんなクラスを作りたいって本当に思った。素晴らしい本である。

  • 尊敬する伊垣先生のブログで「今年一番の学級経営本」と紹介されていたので会ました。

    子ども達が書いた子どもからの視点の学級経営本

    ・アドラー心理学を用いたクラス会議
    ・学びあい活動の授業
    ・作家指導

    最近、私が調べている内容が多く、嬉しくもあり、それがまとまって現実化すると このようになるのだな。自分が目指している方向性は素敵な答えの一つとして 成りえる と思い、嬉しくなりました。

    薄い絵本のようなものなのど大人から小学生まで読めます。

    本を読んでいて
    一貫して感じる想いは

    子ども達を信じる
    子どもに任せる

    ということである。
    (教室を仕切るリーダーから子ども本来の実力が出せる土台を作るファシリテーターへ、、、のような感じ)

    他にも「こんな先生がいい」
    というのページもあり、考えさせられた。
    内容はこんなものが多かった。

    1.子どもに考えさせる
    2.子どもにまかせる
    3.どんな場面でも子どものことを待ってくれる
    4.自分が悪いと思ったらすぐ謝る
    5.自分の悩みを子どもに話してくれる
    6.小さなことにはこだわらないが、大事な場面ではしっかりおこる
    7.クラスのトラブル解決のためには時間を惜しまない

    (番号は勝手に私がふりました)
    3と7が今の私にとっては難しい。時間をかけても解決の糸口がつかめなかったり、十分な時間が作れなかったり。
    5をすると本当に熱心に子どもたちは聞いてくれる。もう少し自分から相談してもいいのかなと思いました。

    学び合い活動にせよ
    任せて信じて自由にさせることには、
    子どもにやりがいと責任を大きく付与することになる。
    モチベーションさえ高まる環境を整えれば、実に子どもたちは活発に動き、教師の予想を超えるレベルのことをやってくれる。
    高いレベルにあるクラスほど、「最高のクラス」など抽象度の高い自由な目標で、
    とても質の高い活動を行っている。

    でも私が今、感じているのは
    その質の高い自由度のある目標で動けるようにする(自分がファシリテーター役に回る)には、一定以上の成功体験があり、課題を乗り越える術をいくつか持っていて、何よりそれを肯定的に実践できる前向きで明るい雰囲気を作る必要がある。
    その段階に持っていくためには、自由度は低いけれども、細かく実現しやすい、そして積み重なることで実感ができ、自信が持てる活動を初めにする(これは教師がある程度リーダーとして引っ張らないといけない)必要があると思う。

    そういう意味で今、私は細かなルールや術を学習しています。


    話を元に戻しますが、本の内容でクラスのエピソードの一つとして
    「結果より一人ひとりが全力を出すほうが大切」
    という言葉が出てきた。

    クラスで言ってみたい!

    この本にも感謝。

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