きみのカケラ 6 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091200501

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  •  コロリねえちゃんのはなし。
     ちせとまんまな、コロリねえちゃんのはなし。
     踊り子だったコロリねえちゃんが家族を殺されて花魁みたいな風俗で働かされて男嫌いになって喋れなくなって、コロリという毒花をすりつぶして丸めて持ち続ける。
     最後の痴女みたいな言いぐさはねえなあ、とは思ったけれども。
     みんなをまもるために己のからだをつかってひとごろしをして命を落とす。
     そんなコロリねえちゃんのはなし。
     イコロとシロのほわっとした関係が好きだったので、コロリねえちゃんにあっさり乗り換えるシロ、まあこどもってそんなもんだよなあ、と思いながら。

  • 大事なものを守るために、女として戦ったコロリねえちゃんに泣いた。
    ここまで来て初めて、「忘れたくないから戦いたくない」と思ったシロも、自分たちが生きるためにシロに剣を取らせようとしたヨナも、誰も悪くないのがつらい。シロも少しずつ変わってきたなあ。
    しかし少年漫画で、皮肉と示唆に富んでる戦争もので、グロくてえげつなくて幼女がけっこう素っ裸っなのってサンデー的にありなんだな、っていうのはすごいな〜と思った。

  • ココココロリ姉ちゃん…!
    イコロが好きな自分にとっては、シロの行動は微妙。

  • 「忘れたくない!」

    シロに生まれたたった1つの欲望。
    同じコトを繰り返しているようにみえて、人は螺旋の形で少しずつ成長していく。痛みを伴いながら。

    「いいひと。」の高橋しんは、そこにある「辛い現実」や、「きつさ」を知っていながら、主人公一人に全部それをおっかぶせて、読者にすらそれを見せないところがあった。
    でも、「きみのカケラ」は、その痛みをできる限りみせようとしている。

    そりゃ、青年誌の読者ですら耐えきれなかったこと、少年誌では無理だ……。そう思うけど、それでも、この物語を最後まで読んでいきたいと思わせるそういう物語です。

    無事に完結して欲しい。
    祈るように思っています。

  • 待ちに待ったコミクス…!んでもイコロさまに会えませんでしたちょっと残念…しょぼんぬ。 シロは成長期。

  • 待ちに待った最新巻!!なんか今回は、どのきみカケの巻より戦争、争うことの無常さを伝えているところから感じるに、最終兵器彼女にも似通ったお話だったように感じました。こんな壮大なストーリーをどのようなラストで描くのかが気になるところです。不服なところはイコロがどうなったのかわからないところ。5巻の次巻予告のあんなに気になる絵を載せといて収録しないなんて、焦らしすぎだぁ。早く次の巻出してくれますように。。

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