5分後の世界 (1) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 96
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091283993

作品紹介・あらすじ

戦慄のタイムリープ・パニックホラー!!

平凡な高校生・白綾大和は、謎の占い師から不思議な腕輪をもらう。
「たった一度未来に行き、この現在に帰ってこられる」
「いつの未来に行けるかは誰にもわからない」
腕輪を使って跳躍した未来には---
仏像が人々を虐殺する惨劇が広がっていた。
一変した世界。大和は腕輪で過去に戻り惨劇を防ごうとするが、
その未来は、腕輪を使った”現在”からわずか5分後の世界だった…!
たった5分間で、世界を救う方法はあるのか!?
戦慄のタイムリープ・パニックホラー、開幕!!

【編集担当からのおすすめ情報】
『常在戦陣!! ムシブギョー』の福田宏、最新作!!
絶望に蹂躙された未来を変えるべく、不可能に立ち向かう主人公・大和…!
衝撃展開の数々をお見逃しなく!!

感想・レビュー・書評

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  • 謎の占い師に未来へ行ける腕輪をもらった主人公。
    しかしタイムスリップしたのは五分後の世界。そこでは巨大な仏像が大暴れし人類を殺戮していて……。

    最近流行りのパニックホラー。ボールギグや拘束具を装着した仏像が大暴れするあたりはGANTZデジャビュがしますが、これから新たなクリーチャーが続々現れるのでしょうか。
    主人公がうじうじぐずぐずしてて感情移入できない、好きになれないって意見もありますが、一巻でそれは性急すぎるかと。
    既巻は全て読んでますが、奥の手となる腕輪が一回こっきりしか使えない、一回しか過去へ戻るチャンスがないとなれば悩んで当たり前です。友人やヒロインが容赦なく惨殺されていく中で「いつ使うの!?」「もう使うの!?」と緊張感が持続するのも魅力。
    なにをやらせても優れてる双子の弟(しかも性格もよい)へのコンプレックスと愛情のはざまで揺れ動きながらも、正義感を持ち続ける姿を自分は応援したくなりました。

    主人公の仲間となるメンバーもやさぐれ医師からワケあり母子、爽やか好青年に見せかけて実は……など、個性に富んでいてワクワクする。この先各自の過去が掘り下げられて群像劇の様相を呈してきたら嬉しい。
    幼馴染ヒロインも可愛いし、その妹もツンデレ可愛い。セーラー服とランドセルの組み合わせで新たな萌えに目覚めそうです。
    正直グロはキツいので、苦手な方はやめたほうがいいかもしれません。臓物グチャドロのスプラッタ系のグロではなく、精神的にクる描写が多いです(乗客を詰め込んだ電車が振り回されて体中の穴から血が……とか)

    そういうのが全然平気で、特殊能力バトル+パニックホラー+群像劇が好きな方はハマると思います。

  • 漫画喫茶で読みました。

    5分だけ未来に跳び、1度だけ跳ぶ前に戻れる主人公が破滅の打開策を探してから元の時間に戻ろうって話。
    村上龍って人が幻冬舎から『五分後の世界』ってのを出してるけど、無関係なのかな?

    最初の印象は『魔法少女・オブ・ジ・エンド』みたいな感じ。
    日常から理不尽且つ一気に世界が狂う系。
    殺され方も少し間違えばギャグとしてシラけちゃいそうな絶妙なライン。
    人間の構造的にそうはならんだろうとか、物理的にオカシイだろ、とか。

    そんな異常な状況なのに、なんかワケありそうな事情を知ってそうなキャラが登場するのもテンプレっぽい。

    パンチラなどはないけど、履いてないパンツは描かれてる。
    そのパンツは小さすぎない?みたいなデッサンの甘さもある。
    そしてブラが異常にデカい。
    みちるは巨乳キャラには見えなかったが・・・。



    この手の漫画は好きなので買います。
    問題は紙媒体で買うか、電子書籍で買うか・・・11月に2巻が出るようなので、それで決めよう。
    ⇒ しんぼうタマランくて 10/13 に紙媒体で買っちゃいました。

  • なかなか良かったのでは
    しかし双子って健全に育てられる気がしないな

  • 未来に行ける能力を手に入れたのに、五分後の未来に着いてしまう。
    なんともガッカリな幕開け。

    しかも敵いそうにない敵が現れる。
    五分ではどうにもならないよね…!っていう絶望的な気持ちになる。

    けど、話が進むにつれ、五分でもどうにかなりそうな気持ちになる不思議。

    敵が残虐な仏像、っていうのがなんだかGANTZっぽい。
    続きが気になる漫画に出会えて嬉しい。

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著者プロフィール

京都大学地域研究統合情報センター助教

「2014年 『図説ユーラシアと日本の国境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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