亜獣譚 (7) (裏少年サンデーコミックス)

著者 : 江野スミ

• 小学館 (2019年10月18日発売)

作品紹介・あらすじ

過去と現在を繋ぐ、血まみれの糸

人が異形の獣と化す病、害獣病が蔓延する世界。


ノピン大統領・ツユボネによる、アキミアへの
「裏の命令」。その罪の重さに心が蝕まれながらも、
アキミアは与えられた任務を続けていた。


一方、ノピンを見限ってエドゥルへの移住を決断する
国民が急増。ツユボネの権威は失われつつあった。


そんな中、ツユボネが過去に犯した重大な罪に
気づいたアキミア。その先でひもとかれたのは、
血塗られた一族の歴史であったーー


【編集担当からのおすすめ情報】
鬼才・江野スミによる渾身のダークファンタジー、第7巻です。


これまで狂言回し的に振る舞っていたノピン大統領・ツユボネの壮絶な過去…それは、現在のアキミアへと直接繋がる、血まみれの歴史。さらにその歴史には、この物語の中心を貫く「重大な真実」が含まれています。
収録エピソードのどこについて触れてもすべて「これまで伏せられてきた事実に関するネタバレ」になってしまうという驚愕の最新刊、ぜひご一読ください！

感想・レビュー・書評

[蓮さんの感想 · 2022年9月13日]

感想はまとめて8巻に。

https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4098500965

[loさんの感想 · 2021年9月8日]

「ノピンから来た旅行者の夫婦と一緒にチーズとトマトを食べた」「【(ノピンから来た旅行者の夫婦)と一緒に(チーズとトマト)】を食べた」解説される前に察してしまった…。きみがわるいこの補足もだけど、こういう会話がうまいなあ。
最後のユメカミさんの決心が格好いい。

[むちこさんの感想 · 2021年5月19日]

1巻で主人公が何であんな行為をしたのかが明らかになる一冊。

子供の頃に不幸を味わった人が「この人は幸福なんだろう」と思った人に対して、自分の天秤と釣り合うようにする話は、なかなか興味深かった。

[ryohobenさんの感想 · 2019年10月20日]

《心ができた後に作られたのが言葉です／後に作られたものに心を当てはめる必要なんてありません／心の熱に善悪や聖俗を当てはめる必要もないの／熱の前では全部意味のないことです／あなたのしていることをあれだこれだと他人が決めても／あなたの熱の前では言葉も理屈もなんの意味もなしません》

[ahiruさんの感想 · 2019年10月20日]

アキミアの繊細さ
それを受け入れるソウさん
ユメカミや料理人さん、

それぞれの考え方に触れる
それだけで面白い。

ソウさんを守ってくれ、メガネごりら！（愛情