依姫綺譚 1 (フラワーコミックス)

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  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091318176

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  • 戦後復興の混乱とエネルギーがうずまく闇市。
    噂によると、その奥に未来を視る魔女がいるという...。
    妖艶なダークヒロイン依子のキャラが際立っています。
    価値観の違いから生まれる、十三との切ない恋もなかなか素敵です。
    依子は生きるために異能を使い、そうするがゆえに政争に巻き込まれていきます。
    物語のスケールも大きくて面白そうなのですが、全3巻で上手く纏まるのでしょうか?

  • 依姫魅力的です。

  • 依姫綺譚 1 (フラワーコミックス)

  • 代々予知能力者を輩出し、政財界に影響力を持ってきた一族を幼くして継いだのがヒロイン依子。その依子と浮浪児の十三の逃避行を、戦後間もない日本を舞台に描くヒューマンファンタジー。<br /><br />繊細な描線による不気味で儚げな空気感はなかなかよろしいが、肝心のキャラ造形とストーリーが下手。依子の心の闇や家での行動背景などが深く描かれないため、ただわがままで奔放なだけの人間に思える。なぜ十三その他は彼女に付き従うのか。ただその見た目というかオーラに圧されているだけなのかなんなのかもさして描かれない。十三は街の浮浪児たちを取り仕切って健気にも生計を立てる中、依子はひとり綺麗な着物を纏ってアジトに鎮座し、パイプをくゆらせているだけ。その姿はさながらヒモである。ストーリーはストーリーで割りと陳腐。ひとつとして心に残らなかった。というのも、数話かけて女性米軍兵士との交流を描いて、米人の無知、傲慢さ、を露にしたにもかかわらず、その最後は「今だけ十三の一番近くに・・・・」という依子のスイーツ乙なモノローグで締めくくられてしまうからだ。アホ臭い。別に恋愛を描くのは結構だが、話の落としどころをそこにされてしまうと、今までのは何だったの?って思ってしまう。<br /><br />とにかく次は買わないし読まないと思う。

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