- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091670946
作品紹介・あらすじ
『海街diary』と繋がる物語、開幕!
山形の山里にある小さな温泉町・河鹿沢温泉の旅館で湯守り見習いとして働く和樹。弟の守とともに、旅館の女将や周囲の大人の思惑に時に守られ時に翻弄されながら暮らしている。
大人たちの抱える過去、そして河鹿沢温泉に数年前に引っ越してきた旅館の大女将の孫娘・妙をはじめ幼なじみ達との友情と恋と人生が静かに紡がれていくーーー
【編集担当からのおすすめ情報】
山里の温泉地を舞台に『海街』とつながる人々の物語が深く静かに始動しました。主人公・和樹と気が強く聡明な女子高生・妙(たえ)を軸として人々の心の機微が描かれていきます。海街ファン必読。
感想・レビュー・書評
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海街Diaryより派生したお話しと知らずに手に取りました。漫画は一気読みしたい派なので完結まではあまり手を出すことはないのですが、なんとなく気になったので。
吉田秋生はバナナフィッシュと吉祥天女依頼。丁寧に丁寧に言葉や絵が描き出されていて、素敵な漫画でした。ここのところの漫画にしては登場人物が多く人間関係や心情も複雑なので、まるで上質な文学を読んでいるような。
海街〜も読んでみようかな。こちらは、完結しているみたいですし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「海街ダイアリー」好きなもんで買っちゃったやつ。あの温泉で働くすずちゃんの元弟とその家族やまわりの人々の話。濃密。ひとりひとりが濃い。人間ってそうだなと思わせられる。これからどう展開していくか。楽しみ。
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情報量が多いので気楽に読めない。(笑)
現実世界の人間が善人ばかりではないので、最近自分がまんがに求める世界観はリアリティを求めなくなったため(とはいえ、ファンタジーものは苦手で読めない)、かなり(良くも悪くも)人間くさいドラマが描かれるこの作品は読んでいて辛いときもあるのですが、でも嫌いになれない良さがあります。
作中にも出てきましたが、類みたいな若い行政屋さんもしくは政治家がいると、日本の地方や中央の行政・政治が少しは良くなる気がするんですけどね。
それこそ、マンガの中の世界の話か・・・。 -
『海街diary』のスピンオフというか
あちらが海辺なら、こちらは山奥。
住む場所が違うと住む人もまた変わるね。
温泉で湯守修行中の和樹が主人公。
幼馴染で旅館の女将を志す妙も
複雑な家庭の事情を抱えている。
というか、みんな少しずつ
しんどい部分を含みながら生きてる。
旅館の仕事のことや土地の風習も描いてあって
そこもおもしろかったです。 -
恐ろしいほど上質
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20年以上前に同じような山の中の小さい温泉街近くにある診療所に勤務していたことがある(その名も湯本診療所だった)。ストーリーとは別にホントに白黒になってしまう雪景色というのは実感した。雪にもたくさんの色があるとは思わなかったけど、全ての色を飲み込んでしまう白という感じはあったな。
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2022/2/15購入
2022/2/20読了