西原理恵子の人生画力対決 (2)

著者 :
  • 小学館 (2010年9月13日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (5ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091791108

感想・レビュー・書評

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  • 西原さんも別に下手な訳ぢゃないから

  • サイバラさんが他の漫画家さんたちと出されたお題で画力対決をする他にはなかなかないジャンルの本。

    この巻では吉田戦車さんとか、松本零士さん、浦沢直樹さん、竹宮惠子さんなどと対決していました。

    いろいろな漫画家さんたちの絵や嗜好(思考?)が楽しめて、得難いシリーズです。

    ただし、サイバラ語録全開なので、品の良い方やお子様には向かない1冊です。

    サイバラ家のネコの菊ちゃんが人間のエゴで相手を選べずに子猫を求められたお話が不憫でした。

  • 対戦相手が豪華すぎ…なのに変わらん西原節。

  • 伊藤理佐夫妻から竹宮惠子教授まで、サイバラにコキ下ろされるさまが異常w 。

  • 浦沢直樹にケンカ売りまくりで面白かった。本人相手に「話が長い」とか言っちゃうし。痛快。

    でも、出てくる他の漫画家は意外に下手な人が多い中、浦沢直樹はほんとに上手いのね・・・と感心。

    もう3巻はないのかなぁ。

  • 松本先生と竹宮先生!!!!!
    浦沢さんやっぱ上手いすねえ。
    猫可愛かった。

  • 浦沢直樹の描いた『本物のヤワラちゃん』で
    なんかちょっとスッキリする。
    でも『本物』っつったら浦沢さんの方のヤワラちゃんだよね。

    DMCの人が酷過ぎてステキ。
    んでもってここぞとばかりに生き生きとしてる
    サイバラさんもステキ。

  • 大型最低新人・若杉公徳の「本当の下手さ」で星をひとつおとしたが、「1」以上に充実の1冊。まさか竹宮恵子さんまでひっぱりだして「ジルベールのくろちんこ」と描くとは思わなんだ(笑)。吉田戦車・伊藤理佐夫妻は嬉しいぞ、美味しいぞ。須藤真澄さんの「太陽の塔」のうまさに絶句。

  • 決して絵がうまいとは言えない西原理恵子が、有名漫画家に「本当はそれほど絵なんてうまくないんだろっ!」とケンカをしかけるというギャグ・ノンフィクション。

    シリーズ第二弾。
    私は浦澤直樹と竹宮恵子編が見たくて買ってしまった。
    ええ!大御所の竹宮恵子先生と西原理恵子との絡みなんて、想像がつかない!
    ドラえもんや、谷亮子など、ご本人たちのフィールド外の絵がどんなか、そりゃあ興味ある。
    やっぱり、浦澤直樹は絵がうまいなあ~。
    でも、その正論っぷりを西原は「浦澤直樹 ミュージシャンで漫画家で男前 その全てが中途半端」とこき下ろす。
    びっくりしながらも、”確かにそうかも”と納得してしまう力強さ。
    山岸涼子のことだって「あの人の初期の絵は本当に下手だよね。アラベスクと妖精王、素人の銅板画みたいで。24年組で断トツ硬いって」とばっさり。

    対決以外の、猫まんが業界への進出とかのエピソードが面白かった。もっともっと読みたかったので☆4つ。

  • サイバラがおちょくってるのが少年マンガの人ならば、どんな大御所でもガハハと笑えるのに、少女マンガの先生方がネタにされるととたんにドキドキするのはどういうわけなのか?「山岸先生は××××だ」なんて発言、目がつぶれるかと思いましたー。竹宮先生のお描きになった切ないほど美しい(もう本当にため息が出る〜)ソルジャーブルーにも「耳あてがでかい」なんて言ってるし!でも笑った。

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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