- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091803092
作品紹介・あらすじ
▼第16話/ウランの巻▼第17話/機械に死を!!の巻▼第18話/ゼロニウムの巻▼第19話/エプシロンの巻▼第20話/ロボット嫌いの巻▼第21話/ウランの捜し物の巻▼第22話/プルートゥの巻▼第23話/彷徨(さまよ)える魂の巻
●主な登場人物/ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)
●あらすじ/トラックで輸送中に逃げ出した猛獣から、少年を助け出したウラン。彼女は、どうやら他者の恐怖心を敏感に感じ取る特殊能力を持っているらしい。一方、妹・ウランを迎えに警視庁を訪れた兄・アトムは、出入り口のゲートですれ違ったひとりの人間から、何やら異質な感覚を感じ取っていた…(第16話)。
●本巻の特徴/通常版に加えて、今回もB5判特大サイズ&連載時のカラーページを再現した豪華版が登場! 豪華版限定の別冊付録には、浦沢直樹『まんがノート』(1976年の習作)を完全収録!!
●その他の登場人物/ブランド(トルコの格闘ロボットで、ヨーロッパ・チャンピオン)、ヘラクレス(ギリシアの格闘ロボットで、世界チャンピオン)、お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)
感想・レビュー・書評
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『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」をイラク戦争への皮肉を織り込みつつサスペンスにまで昇華させた名作。ところどころに登場する手塚ファンへのサービスが嬉しい。何だかんだで浦沢直樹は絵がうますぎる。手塚作品の登場人物が、面影を残しつつ浦沢化しているところはもはや芸術。ロボットや未来の街のデザインも芸術。
物語の構成上仕方がないことだけれども、どんどんロボットが殺されていく展開は悲しい。良質の映画を観終わった後のようなカタルシスあり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アトム登場!!!
アトムの出来には期待と不安があった。
前巻の最後に出て来てはいるものの、どのような性格付けがなされているのか、それともゲジヒト中心で行くのか、と。
結果は、原作への敬意を踏まえつつ、新しいアトムがいます。
2006/03/24、購入。 -
まんがノート付
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構成がしっかりしているんだろうなと思います。
さて、4を読むか・・・
なんといってもさ、付録がさ、手塚治虫に傾倒しまくっていた過去をしっかりさ、
みせてくれるところはちょっと嬉しいよね。 -
手塚治虫の傑作『鉄腕アトム』中のPLUTO偏を、浦沢直樹が独自の視点で描くミステリー。
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『博士がこの体をくださったので。』
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この巻は豪華版の購入をぜひオススメ。あの壁の「花畑」のシーンがカラーになっていたのには参った。
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ウラン登場。プルートゥも登場。ウランはとっても浦沢的キャラに。ストーリーとしては次巻が楽しみ。
おまけの浦沢氏が高校生のときに書いた「羅生門」のまんががあまりに手塚的だと自身で指摘しているが、純粋に手塚ファンだと白状しておりこれはおもしろい。