太陽の黙示録 (14) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091810809

作品紹介・あらすじ

▼第94話/新たなる乱▼第95話/舷一郎の道▼第96話/ホット・ライン▼第97話/説得▼第98話/最後の言葉▼第99話/新たなる朝食▼第100話/新復興委員長・周真瑜(ヂョウ・ジェンユイ)

●主な登場人物/柳舷一郎(政界の名門・柳家の跡取り。震災時に消息を絶ち、台湾人の義父母に育てられる。台湾名・舷[シャン])、宗方操(震災により未来が拓けた男。その能力を買われ米国に留学、帰国後は南日本の要職に就く)、夏木恵理(操の恋人。現場での被災者支援に目覚め、操と離れる)、張(台湾マフィア・六海幇の荒くれ者だったが、舷一郎に出会い、義に目覚める)、羽田遼太郎(台湾警察の元・刑事。震災時、日本国籍を捨てた棄国者を親に持つ。台湾名・羽[ユイ])
●あらすじ/「海峡同盟」の後援者・孫市権作の力を借り、元首相・柳卓磨の孫として「七星会」に宣戦布告した舷一郎。董藤たちが犯した罪、一連の事件の真相を白日の下へ晒す協力を得るため、同じく孫市に匿われている勝呂の元へ向かう。すっかり精気を取り戻した勝呂は、協力に快諾するのだが…!?(第94話)
●本巻の特徴/董藤亡き後、北日本は彼の側近グループ「七星会」に牛耳られ、混迷を極めていた。そんな中、ついに動きだした柳舷一郎は、董藤暗殺の実行犯・勝呂の公開記者会見を計画する。だが、協力するかに思われた勝呂は、迎えにきた陸上自衛隊の同志らとともに脱走し…? 舷一郎は北日本を国民の手に戻すことができるのか!?
●その他の登場人物/董藤卓也(自衛隊を率いてクーデターを装い、第三代北日本首相の座に就いた)、勝呂奉一(自衛隊の一等陸佐。董藤とともに日本再統一に関わる計画を企てた)、公文讃(かつては勝呂と同じ部隊にいた男。今は反政府組織「海峡同盟」のボス)、雲井竜児(「海峡同盟」関東支部の責任者)、孫市権作(仙台に本拠地を構える投資会社マゴイチ・ホールディングス最高経営責任者。「海峡同盟」の後援者)、神林曜蔵(董藤亡き後、その側近グループ七星会の密室談合で首相となった)

感想・レビュー・書評

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  • 52.00
    太陽の黙示録 第1部 群雄編 全巻(1-17巻)
    太陽の黙示録 第2部 建国編 全巻(1-9巻)
    完結しています。

  • 董藤亡き後、彼の側近集団「七星会」が北日本を牛耳る現状を憂いた舷一郎は、ついに行動を開始。董藤を暗殺した勝呂の公開記者会見を通じて、董藤政権の闇を明るみに出そうとするが、一旦は協力を約束した勝呂が同僚の陸上自衛隊と共に脱走してしまう。さらに勝呂は、狂気のテロ行動へ…!?(Amazon紹介より)

  • 玄一郎、いよいよ表舞台へ:)

  • 新たな戦いが始まる。まあ、一種の残党狩りなのだけど、主人公の新しい力を示すのにはちょうどいいところなのだろう。しかし、今までの流れから考えると、少しえげつないというか、あまり好きになれないような印象がある。まあ、スキッとするといえば言えるのかもしれないけど読んでいるこっちには、力の差が歴然としているから。正しいことを、ただ正しいというだけでちからにかえていくようなやり方は、そろそろこの物語でも通用しなくなりつつあるのかなと思ったりもする。

    が、新たなる展開は、今まで以上に泥沼になりそうな気がして、このような国家の中で生きている以上、改善しようと思えば泥にまみれざるとえないのが現実というものなのかもしれない。

  • 図書館の本

  • 舷一郎は、人の正の部分を信じます。
    それは、負の部分の感情を甘く見ているということではないかと思ったりもする。

    いつか、二択を迫られたとき、彼は選べるのだろうか?

  • 呂布が死に、周瑜が登場。
    でもここの周瑜は孫権の敵(?)っぽい。

    日米中入れ乱れての一大活劇は、
    その熱をキープしたまま、まだまだ続く。
    あー男臭え。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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