- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091821379
作品紹介・あらすじ
▼第1話/世運▼第2話/謀議▼第3話/黒幕▼第4話/名分▼第5話/生得▼第6話/月夜▼第7話/矜持▼第8話/変調
●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)
●あらすじ/新領主である忠長、将軍の名代として同行した家光、さらに福島正則ら続々と役者が甲斐に揃い始める中、あずみ一行は宿舎を小さな寺へと移していた。ある日、名目上“忠長の思われ人”ということになっているあずみは、忠長を喜ばせたい一心の家老に呼び出されて登城するが…(第1話)。
●本巻の特徴/旅の途上で気の置けない存在となった仲間たち。だが、あずみを狙う何者かに、仲間のひとり・万様が誘拐されてしまう。甲斐を舞台に、将軍継嗣に絡む京極らの陰謀が進む中、あずみは…!?
●その他の登場人物/京極貞麻呂(天海と対立する金地院崇伝の配下)、飛猿(甲賀忍者。現在は天海のために働いている)、豪山(かつて、爺・小幡月斎に仕えていた男。天海から、あずみを甲斐に案内せよ、という使命を受けている)、万(豪山の強さに惚れ込み、豪山を追いかけて来た、江戸の剣術道場の娘)
感想・レビュー・書評
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天海の動きがまるでない。飛猿に伝えているのだろうか?
あずみは早く別の土地に移動すべきかも。万が拉致される前に…。
忠長、家光、金地院崇伝、京極、柳生宗矩、福島正則…。天海だけが蚊帳の外な感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビッグコミックス
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連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。
それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。 -
なかなかおもしろいです。