最近の業田先生のコミックは買ってなかったのですが、社会風刺がハンパ無さそうな内容だったし買ってみました。
正直「自虐の詩」ほどじゃないな~と思いながら読み進めたのですが、途中入ってくる、シリアスなショートストーリーはホントきつかった~(T∇T)。めっちゃ哀しすぎ。
特に某、仏教を篤く信仰する国を共産主義国が侵攻するストーリーでは、尼さんが虐待され、捕まった男は去勢され、戻ってみると妻はレイプされ、共産主義国の兵士の子供を宿していた。
男は妻は許せるが、子供は愛せないだろうと思いながらも、子供の幸せを祈って死ぬ・・・。
そして、独裁者達は・・・死して、地獄へも天国へも行かず、永遠の時間を闘争し続ける。あのラストは業田先生らしかったなぁ~。