新ブラックジャックによろしく 7 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 325
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091827005

作品紹介・あらすじ

▼第47話/訪問者▼第48話/家族▼第49話/母と娘▼第50話/最後の晩餐(ラストディナー)▼第51話/三戒▼第52話/1対100(無限)▼第53話/奪うもの、奪われるもの▼第54話/20年

●主な登場人物/斉藤英二郎(永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中)、赤城カオリ(永大附属病院を最近退職した元看護師。11歳の時にI型糖尿病を発症、現在は透析治療中。腎臓移植を受けない限り死に至る可能性大)
●あらすじ/非血縁者同士である斉藤から赤城への腎移植の可否は倫理委員会にかけられた。書類の不備で今回は否認されたが、再提出の機会を得て、その際には斉藤が自ら委員会で移植の実現を訴えることに。しかし、移植に反対の指導医・近藤ムツミと、その夫で移植の執刀医・敏夫から、かつて永大で腎移植を受けるも自殺した少女・美和の話を引き合いに出され、斉藤の内心は揺れていた。そんな中、音信不通の娘を訪ねて、赤城の母親が永大にやってきて…(第47話)。
●本巻の特徴/赤城への腎移植を実現するために、斉藤は自ら倫理委員会の場に立つ。この移植は当事者ふたりだけの問題なのか? 委員会の面々、赤城の母、恋人の皆川、そして自身の両親…それぞれの価値観と倫理観が錯綜する移植編、正念場!!
●その他の登場人物/皆川由紀子(斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU[新生児集中治療室]から最近、脳外科の集中治療室に異動。赤城への移植の件で、斉藤とはお互いすれ違いに)、近藤ムツミ(永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医。移植医療には絶対反対の立場)、近藤敏夫(近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医。斉藤と赤城の移植に関しては赤城の主治医に)

感想・レビュー・書評

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  • 赤城の承認を得た斉藤は、移植手術に向けて大学病院内で開かれる倫理小委員会に出席し、そこで意見を述べることになります。そんな折、赤城の母親が病院を訪れて、なぜ赤城が家族のもとから去っていったのかが斉藤に語られます。

    一方斉藤は、皆川さんをともなって実家に帰り、両親に自分の決意を告げます。その帰り道、皆川さんは医者としての信念をつらぬいてついにはみずからの臓器を提供することにまで突き進んだ斉藤に対する愛をたしかめ、みずからが赤城に腎臓を提供するという選択をすることで、彼の思いのなかで生きたいと願います。

    医者の役割はなにかという重いテーマにかかわってさまざまな登場人物たちの思いが交錯しているのですが、すこし引っ張りすぎの感もあります。

  • 赤城さんが最高にかわいい。抱きしめたい。守りたい。

  • どうなる

  • おもしろい!
    先が気になる!

  • 何が正しいんだ!?
    1人の命で100人の命が救えるかも知れない臓器移植。死のリスクを目の前に「倫理」「平等」などという言葉がそのリスクを回避しようとしてくる。リスクを伴う進歩か?リスクを回避する保守か?
    正しさはどこにあるんだ??
    などと考えると、私の思考をサンデルが邪魔する・・・

  • 恋愛ってポイントで読むと
    皆川さん、眉間にシワ寄せ過ぎ。
    この男!って決めたのならもっと腹据えていんじゃね?
    対する斉藤先生は
    お医者さんとしては信用できるかたかもだけど
    オトコとしては『ダメんズ』だなぁ。

    基本、お互いに自分のテリトリのことしか見えてないこのふたり
    別れた方が幸せになれると思うの。
    うん。そうしなよw

  • 読了。

    毎回じっくり時間をかけて読まないとダメな本。
    今回もじっくり時間をかけて読んだ。
    考えさせられた。
    脳死って、医療って・・・。

  • なんなのよあの親父はw


    ちょっと恋愛面が濃すぎじゃない…?
    皆川→赤城への感情が重すぎというか。

  • 重いな・・・・。
    斉藤先生が、同僚ナースの赤城さんに腎臓を提供するのは
    やっぱりなんだかな。。恋人の皆川さんだって別れようと思うのは当然。
    愛する人の体の一部が自分じゃない女の体の一部になって生き続けるんだから。

    2009.12定価購入  /  2009.12.5読了

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